「私は犯人じゃありません!」
今日は息子の幼稚園お受験で休暇中。先日エントリした「犬とピアノ」の続報デス・・・
昨日は昼から犬が泣き叫び、またまた大騒ぎとなりました。
うちの妻が気を利かせ、管理人に調査対応を依頼したのですがうちの管理人はお人が良いのですが悪く言うと弱気な人でして・・・尻込みしてなかなか動いてくれません。
なので、妻は、被害地域の住民に呼びかけて、順次電話(マンション内線)や訪問しながら、被害地域が見渡せる場所に仁王立ち(笑)し、
「犯人じゃない人、今から一斉に窓から外に顔出して手を振って!」
「はーい、私は犯人じゃありませーーーーーん!!」・・・(その数、約20戸!?)
「えと・・・あ、○○か●●が犯人だ。あの2つだけ手振らないけど犬はまだ鳴いている!」
「・・・スミマセンちょっと待ってください!●●です。私も犯人じゃありません!」
おおーっ、スゲー!!
と消去法でチェックしていった結果、○○が元凶とわかりました。
近隣情報によると普段は夜10時くらいまで仕事で不在のようで、すっかり夕方になってしまいましたが、警察に通報し、警官2名に来てもらい、上層階のご協力を得て、上から非常梯子のフタを空けたりして該当戸のベランダを(警察官立会いのもとで)のぞいたところ、犬2頭が激しく吠えながらぐるぐる回っている様子が観察されました。
「いたーーーーーーーっ!」
よって、警察立会いのもと、その状況を記録し、警告の張り紙を警察の名前で作成してもらい、ドアに貼って写真記録も残しました。
その後、夜10時頃、犬がまた強く吠えたのでご帰宅だ!ということで確認したところ、ドアの張り紙ははがされていました(警察の助言もあり敢えて訪問はしませんでした)。
ということで元凶が1箇所だけだとすると、既に該当戸は確定ということで、理事長たる私の名前で「キツーい」警告書を作成しました。
「もし再発するようなら、警察のアドバイスにより、警察に立ち会ってもらい、管理会社、管理人、理事長、あとは希望者がいれば近隣の方々、できるだけ大勢で警告に出向いて叱るように」と警察のアドバイスを受け、苦情地域の住民と管理会社、そして弱っちい管理人、に報告と周知徹底を行い、理事会メンバーへメールメッセージのあと、全戸へ全貌究明の報告書を明朝配布する段取りを終えました。
私個人の体験として申し上げますが、生まれて初めて、
「警察、やるじゃん!」
とってもキビキビ、しかも感情的にさせないよう極めて事務的にやるべきことをパキパキ進めていってくれました。おーっ、これぞ「プロ」だ!!
それと、妻へ、いろいろ現場対応してくれて本当にありがとう。さすがコンサルタントの妻じゃ(爆)・・・
今日、虐待児保護のNEWSを聞いて、「住民の協力」が「警察の活動」と積極的に融合すると、どれだけ凄い効果が期待できるかということについて、痛感した「事件」でした。
これで1つ、・・・「理事長の悩み」が無事片付いてくれたらいいんだけどな・・・
本エントリでいうのもなんですが、あらためて、ご協力いただいた方々に感謝申し上げます。
拝