さようなら「元祖のぞみ」
東海道新幹線に平成4年3月デビューした「300系」のぞみが4年後の平成23年度内に東京-新大阪間から引退するようです。
田舎モノの私は、大学受験のためについに実家を出て上京した時、当然ですが東京駅に着いて、そのときに観た、壮大な広い駅構内と、ホームにとまる様々デザイン多様な車両をみて、とても興奮した記憶がよみがえります。
上京の際はさほど急ぐ必要がなく、寝台列車で。ですがその後たまに帰省する際には、飛行機嫌いですので(笑)、新幹線で(正確には博多まで、そのあとは特急の乗り継ぎで)帰省していました。
新幹線というだけで大興奮だったのに、その後、社会人になってはいましたが、初めてみた「のぞみ」は興奮したなあ。なんかカッコ良くて。
社会人ぺーぺーの私にとって、当初の贅沢願望は、「グリーン車で、新幹線で帰省」だったんですが、みた瞬間、「ひかりじゃなくてのぞみで帰省」に変わりました。
そして最近、「元祖のぞみ」は「ひかり」として使われるようになり、息子も凄い興奮するんですが、500系、700系、そしてN700系と、最新の「のぞみ」が投入される度に、すごいなあ、かっけーなあ、と感じていたのでした。
300系だって充分カッコいいけどなあ・・・でも、充分に頑張ったんだよね。大きな事故もなく。
おつかれさま!「元祖のぞみ」
最近、新組織の立上に関する企画を命じられ、この企画を実行するときには、いくらかの事象に何かお別れすることになるなあ、と自分勝手に立場を折り重ねて、今日は妙に感傷的になりました。
どんな小さなことでもいい。
自分の記録を、後進のために(?)、歴史に残していこう。
そうなるように、一層、自分は頑張ろう。
そんな妄想に、今夕、ふけっております・・・