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IT、特にコンサルに携わる方々を癒すメッセージを、ついでに趣味のダーツ話も交えて・・

努力の人

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先日、知人と某ダーツバーへ。
せっかく誘って連れてきたので、巷でも有名なプレイヤーに、
「一度ご一緒してもらっていいですか?」
知人とサシで対戦してもらった。

「まだぜんぜんアップ(練習スロー)もしてないけどいいスか?」
「いやいや、ぜんぜんOK!!」
・・・というわけで対戦が始まった。

小生は観戦モード。上手い人が投げるのを後ろから観るのはかなり勉強になる。

・・・ところが、・・・あれ、調子悪いじゃん。
いつもよりかなりSTATSが低い(それでも勝つには勝つわけですが)。
01で30、クリケは2くらいも違う。

「ごめんな!もっとあとでお願いすればよかったね」
「いーえいえ、ちょっと今日は調子が悪そうス」

!そぉーかぁー!ちゃんと練習してるんダ。

・・・彼がいつも黙々とプラクティスやってる姿を思い出した。

店に来ると、彼は1時間はずーっとEagles EyeとCountUpを黙々とやっている。
その間は誰とも会話することもない。ただただ黙々と。

以前、彼と雑談してて、言ってたことがある。

「BULLはちゃんとインとアウトを区別して狙うんスよ」
「イン狙って外れてアウトと、最初から狙ってアウトは全く、別のレベルでス」
「少なくともアウトは上下左右を投げ分ける練習をするス。僕はインでも同じ練習シマス」

すげー!さすが上手い人はいいこと言う。

Count Upや01だとアウトもインもBULLは同じ50点。
だけど、ちゃんと狙って「投げ分けれる」ように練習するんだって。

「BULLはちゃんとインとアウトを区別して狙うんスよ」は、あの時以来すげー意識するようになった。いわゆる目から鱗。以来、少しずつだけどHATの確率が増えてきた気がする。
いつもできるわけじゃあもちろんないんだけど、気持ち的には「インの上下左右」はまだ無理ですが、「アウトは上下左右を投げ分ける練習」をするようにしてマス。

そんなに簡単に突然うまくなれるわけがない。でも着々と、一生懸命練習するしかないんス。

・・・それにしても。
やっぱ上手い人は毎日努力してるんだなあ、何気に。
今日は彼にちょっと悪いことしたなあ。反省・・・

ちなみに、それから2時間後、「お願いしまーす!」
十分にアップを終えた彼は、僕を思い切りボコってから、「ニコっ!お先でース」
笑顔で帰宅の途についたのデシタ。

ダーツの話だからこじつけっぽいけど、「考え抜いて『練習』をプログラムする」って、ホントに大事なんだなあ・・・

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