仕事とダーツ(?)
・・・自己紹介でもふれてしまったので、
今回は私とダーツとの出会い、ダーツと仕事の関係について、簡単ですが考察を述べさせていただきます。
1. ダーツとの出会い
ダーツに私が出会ったのは、2002年、あるケーブルテレビでやっているイギリスのWorld Darts Championshipの試合。
選抜された世界中のプロが勝ち抜き戦をするのですが、最初は暇つぶしに観ていたというのが正直な感想、ですが、なんかみているうちに、ずば抜けて上手い人がひとり。。。
実はプロダーツの世界では知らない人はいない、Phil Tailor(http://www.planetdarts.tv/page/qtotdetail/0,,10180~727715,00.html)という世界最強のプレイヤーを認知したのでした。
その後しばらくして、Philにカナダ出身の新鋭(当時)、John Part(http://www.planetdarts.tv/page/mtopdetail/0,,10180~727861,00.html)が挑む決勝戦をみました。
詳しくは省略しますが、とても熱―――――――い戦い!!
で、結局Philが勝ちますが、今でも名勝負の1つに数えられています(だそうです)。
これをみたあと、酒を飲みながらでしたが、私は自分なりに確信したのです。
1)ルールはシンプルだが、実に奥の深い戦略ゲームである
2)何より集中力の勝負で、だからメンタルが勝因にとても大きく影響する
3)でも日頃の練習がものを言う、センスより努力が大事なスポーツ
4)練習スペースをそう必要としないため、趣味としてもとりかかりやすい
5)素直に、みていて結構、いや超かっこいい!
それから、次の週末に早速東急ハンズでダーツボード、ハードダーツ、フロア保護用のコルクマットやボード取り付け用ツッパリ棒とラック等々、大体5万円くらい購入し、家で早速練習開始してみました(こういう調達の賢いやりかたは結構調べるとネット上でいろいろ勉強できるようです)。
すると、
・・・なんだよ、すっげー難しいじゃん!!
ぜんぜん狙ったところに飛びましぇん・・・・・
きっとマイナースポーツで、ちょっと頑張ればすぐプロ宣言、日本代表もあっという間だろう、という安易で浅はかな私の目論見は、あっという間に壊れ果てたのでした。
でも悔しくて辞めるのは辞め、それから最初は毎週1回くらい自宅で練習していましたが、翌年から小さな大会にたまに出て、他人との比較を始め、3年目からはソフトダーツも始めました。
ソフトダーツはダーツバーなるあちこちでプレイできるスポットがあるため、大会に出なくとも常連さんや仕事仲間とかと遊べるので、どちらもやるようになりまして。そのせいでさらに相対的に自分が評価できるので、本格的に取り組むようになり今年に至ります。
2. 仕事とダーツとの関係
もちろん私は好きでコンサルタントもダーツも結構はまってやっているわけなのですが、ダーツを始めてから生活に2つの発見がありました。
1)仕事が不調だったり悩みがあるときは、ダーツもまったく調子が悪い。成果の出た日はダーツも絶好調で、明らかに仕事の調子とダーツの成績が比例する。
2)ダーツを少しずつ極めると共に、ゴルフでパットがすごく入るようになった。アプローチも少し良くなった気がするし、コントロール系のショット全般に好影響が出た感触がある。
科学的根拠はないのですが、ダーツは精神的にいろいろ求められるスポーツなので、集中力は確実に養われる確信があります。
それ以外にも、なんかいろいろ整理すると、多分こんな特徴があるようです。
1)偶数奇数だけじゃなくて、「3の倍数」を扱うゲーム。「19点の3倍エリアに入れると1投で19x3=57点」みたいな。これって頭が柔らかくなりそうで新鮮!? いずれにしても点数計算しないといけないので算数というか暗算が得意になりそう。
2)コントロールが大事なのでイメージ力が問われる(ダーツの軌道とか)。
3)Positive Thinkingじゃないと勝負に勝てない。Negative志向だと本当にその通りになる。
4)意外に体力使います。姿勢の固定、下腕だけで投げる、狙うために視力を酷使、等
5)紳士的なスポーツと言われており、悪態つくようなマナー悪い人は、全体的に、本当に少ないです。ゲームに負けても「ありがとうございました」って素直に言えるみたいな・・・勝負は時の運もあるけど所詮は自分の腕前のなさ、みたいな潔さがあって、私は結構それが一番好きな特徴です。これはプロの試合みると本当に顕著です。
ということで、ダーツ話の出だしはこんなですが、次回は違うITコンサルネタを出したいと思います(・・・そもそもブログに予告を習慣付ける必要性はないかも知れません・・・)。
ダーツに興味ある方、どしどしレスくださいませ。。。
もちろん、興味のない方にもお役にたてそうな記事も投稿してまいりますのでよろしくお願いします。