iPad on Businessインタビュー第5回（最終回）　夏野剛さん

　iPad on Business の著者割当て分が、週末に到着しました。僕のところに注文をいただいている分も、本日到着予定です。
　僕が書いたところしか校正で見ていなかったのですが、巻頭のiPadの基礎知識のところは、iPad発売時に先頭で購入し、孫社長からiPadを受け取ったことで一躍有名になった三浦一紀（@KazMiu）さんが書いてくださっていて、とても分かりやすくなっています。
　
　さて、5名のビジネスパーソンにインタビューさせていただいた最終回は、元NTTドコモの執行役員・マルチメディアサービス部長、iモードを立ち上げたことで有名な夏野剛（@tnatsu）さんです。現在は、慶應義塾大学特別招聘教授を務める傍ら、ドワンゴ、セガサミーなど10社ほどの社外取締役も務めて、飛び回っておられます。
　
　夏野さんは「ネットブックはいらない。むしろ、iPadこそが本当のネットブックであり、ノートPCだ」というお話をしてくださいました。「ノートというのはまっすぐなものであって、iPadこそがノート。ネットには常時繋がっている（3Gの場合）ことができて、これこそがネットブックだ」ということなんです。
　また「iPadの3Gが遅いなんて言う人がいるけど、iモードのクンロク（9600bps）に比べればずっと速い。そうではなくて、ずっと繋がっているからこその活用方法がある」ということも。
　
　3Gモデルがいいか、Wi-Fiモデルがいいかはその人のビジネススタイル、ライフスタイルによるのかも知れませんが、夏野さんはずっと携帯しているそうです。電車の中で立ったまま、片手でツイートしたり。（笑）おかげでノートPCは持ち歩かなくなったとか。
　夏野剛さんのインタビュー詳細は、本書をお読みいただければと思います。
　
【宣伝】7月30日（金）17時より、iPad on Business出版記念Ustreamを行ないます。また、出版記念セミナーは、別途検討中です。