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スマートデバイス導入プロ集団のイシン社長です。仕事に関係ない話題も多いです。

{価値」と「相場・評価額」の話

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最近、「価値」と「相場」を考えることがあります。ここで言う相場とは、為替相場とか、株式相場のことではありません。

身近なところでは、不動産とか、車とか、そういうモノの相場です。

例えば、先祖代々の古いお屋敷。自分にとっては、おじいちゃん、おばあちゃんとの思い出、ここで育った思い入れのあるお屋敷。自分にとっては、1億円でも手放したくない。

でも、維持費も大変だからと、不動産会社に見積りを依頼したところ、500万円と言われた。鑑定してくれた人に言わせると、「建物には価値はない。売るなら、取り壊して、新たに建てることになるので、土地にしか値段はつかない。さらに、その土地は駅から遠く、近所にスーパーやコンビニもない。その結果、500万円は良い方です。」と言われたとします。

ここには、本人が感じる「価値」と、不動産鑑定士による「相場」の大きな誤差が生まれます。

車もありますね。僕の車の場合、2024年製なので誤差は生まれにくいですが、例えばクラシックカー。あるいは、クラシックカーとまでは言えないけれど、長年乗った思い入れのある車。さらには、最近は25年以上経過した日本車は、アメリカで売られることが多いため、「価値」と「相場」が逆転することがあります。

最近アメリカでは、なぜか日本の軽トラックが人気だそうです。普通に考えると、25年前の軽トラックには、ほぼ値段はつきません。ともすると、処理費用を請求されることも。

しかし、軽トラックに乗りたいアメリカ人たちは、数十万円、きれいに仕上げてある軽トラックだと、100万円以上で買って、アメリカに運ぶそうです。通常の中古車会社には理解しかねる値段だと聞きました。

会社もそうですね。老舗の和菓子屋さんがあったとして、その「相場」と「価値」は、はたして一致するのか。

さらには、ポケモンカードなんてのもそうですね。過去に国内で取引された例として、2億円とか聞いたことがありますが、僕には全く理解できません。興味がなければ、収集癖もない僕には、500円でも要らない。でも、そこに「価値」を感じる人が大勢いて、だから通常では考えられない「相場」が存在するわけですね。

長くなりましたが、これらのことをB2Bで考えてみると、お客様にとっての「価値」を考えないといけないわけですね。

一昔前のIT屋、特にSIerと呼ばれる人たちは「ソリューション」というシステムやシステム開発を売り込んで、でもお客様の「価値」を理解していない。結果、受注しても「価値」のすり合わせができず、中には新聞に載るくらいの訴訟になったケースもありますね。

最小限の「相場」で、最大限の「価値」を生み出す。とても大事なことだと感じている今日この頃です。

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