オルタナティブ・ブログ > 点をつなぐ >

触媒のように世の中のいろいろな人やものをつないで変化を起こしていきたいと思っています

朝日新聞社が「朝日自分史」を開始

»

今回の「自分史フェスティバル2014」では、
朝日新聞社に「特別協力」として協賛していただき、
常務取締役の佐藤吉雄さんに
「自分史を取材する」というテーマで講演をしていただきましたが
その講演の中で、朝日新聞社が
自分史事業に本格的に参入することを発表されました。
すでに「朝日自分史」のウェブサイトも開設されています。

動画CMも作成するほどの力の入れようです。

朝日新聞社の記者経験者の方が取材、執筆してくれるコース、
自分で原稿を持ち込んで相談しながら作成するコースのほか、
朝日新聞社が開発した「LIFESTORY」という書籍制作支援システムを利用して
自分でパソコンで編集しながら本をつくれるサービスも用意されています。

新聞社には今までの取材の蓄積があるので
昔の社会的なできごとなどの写真も
簡単に利用できることがメリットの一つですね。

約2年前に日本テレビが「LIFE VIDEO」という子会社をつくって
自分史ビデオの事業に参入しましたが、
このように大手マスメディアが自分史事業に参入してくることは
それだけ自分史への関心が高まっているということなので、
個人的には歓迎しています。

ところで、朝日新聞社の佐藤さんの講演で、
いい文章を書くためのコツをいくつか披露されていましたが、
その中の一つで「形容詞を削る」というのがありました。

これはぼくも普段から意識をしていることですが、
例えば、安易に「楽しかった」「面白かった」といった形容詞を使わず、
どういうふうに楽しかったのか、どういうふうに面白かったのかを、
具体的に描写すると文章がよくなるということです。
これは覚えておくといいと思います。

朝日新聞自分史ノート

朝日新聞メディアラボ 朝日新聞出版 2014-08-20
売り上げランキング : 51210
by ヨメレバ
Comment(0)