科学を学ぶのは自分自身の問題と向き合うためである
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昨日、録画しておいた「宇宙白熱教室」の第4回、最終回を見ました。
タイトルは「そしてダークエネルギーの発見~私たちのみじめな最後」です。
結論的なところだけまとめてみます。
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宇宙の質量のうち約70%がまだ正体がわからないダークエネルギーで、
約30パーセントが未知の素粒子からなるダークマターであり、
私たちの目に見えるものは、ほんの数パーセントにすぎない。
宇宙は加速度的に膨張していて、180億光年以上離れると
光速より早く膨張するので観測できなくなる。
今から2兆年後には宇宙は自分たちの銀河しか見えなくなってしまい、
さらに遠い未来の宇宙では、銀河の星々もすべて燃え尽き、
冷たく暗い世界だけが広がることになる。
でもそれが宇宙の美しさでもある。
なぜなら今日の私たちの生活がより価値があるものに見えてくるから。
自分の存在が取るに足らないとわかれば、
人生を自分で切り開こうと思うようになるし、
もっと自分の人生を楽しむべきである。
科学を学ぶのは宇宙のミステリーを知るためだけでなく、
自分自身の問題と向き合うためでもある。
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科学を学ぶのは自分自身の問題と向き合うためであるというのは
興味深い視点ですね。
以前から元ツカサグループ代表で現在は会津に昭和30年代村を建設中の
川又三智彦さんからの影響で、量子論には興味を持っていましたが、
宇宙論も含めて、もっといろいろ知りたくなってきました。
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