ビジョンを浸透させる難しさ
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昨日は、勉強会で、急激に事業が成長しながら、
その後急激に落ち込んで破綻してしまった会社に在籍していた方の
お話を聴きました。
その会社の経営者の方は、あるビジョンを掲げて、
そのビジョンに沿って、お客様を大切にしようと、
いろいろな施策をされていたそうです。
それで、実際に事業も伸びていきましたが、
急激に伸びたことで、社員もどんどん増やしていったそうです。
話をされた方ははっきりとは言ってませんでしたが、
やはりそこに一つの落とし穴があったのではないかと感じました。
急激に伸びて人が増えたことで、
トップがビジョンを実現しようと努力していても
そのビジョンがきちんと社員に伝わってなかったのではないかと。
ほかにも破綻の理由はいろいろあったようですが、
ぼくは、やはり会社としてのビジョンを持って、
そのビジョンを全社員に浸透させ、
会社のカルチャーをきちんとつくっていくことが
重要ではないかと思っています。
ぼくが関わっている一般社団法人自分史活用推進協議会では
「自分史で日本を元気にする」というビジョンを掲げて、
より具体的には、自分史を活用して自分を見つめ直して、
自分の好きなことをやって、より自分らしく生きる人を増やして
日本を元気にしていこうという活動をしています。
現在、自分史の魅力を伝え、活用法を広めていくために
自分史活用アドバイザー認定講座を開催していて
すでに百人以上のアドバイザーが誕生していますが、
アドバイザーの方々にきちんとこのビジョンを伝えて
浸透させていけるようにしていきたいと思っています。
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