オルタナティブ・ブログ > 点をつなぐ >

触媒のように世の中のいろいろな人やものをつないで変化を起こしていきたいと思っています

リトル東京で「ゴジラ対ビオランテ」を見ました

»

現在、ロサンゼルスに滞在中なので、
しばらく滞在記を続けようと思います。

3日は「Japan Film Festival Los Angeles 2014」のプレイベントとして
リトル東京の図書館で、ドキュメンタリー映画「静かな声」の上映と
「自分史のすすめ」というテーマのセミナーを開催し、
セミナーの講師を務めました。

こじんまりした場所で、参加者は20名ぐらい。
映画を見終わって、セミナーの途中で帰る方もいましたが、
サンフランシスコからいらっしゃった方もいて、
熱心に聞いていただける方も多く
ロサンゼルスの日本人社会の中にも、
自分の生きてきた証として記録を残したい方は
多くいらっしゃるのではないかと手応えを感じました。

セミナーの後は、ちょうどリトル東京で日系のイベントをやっていて、
その一環で、アラタニ劇場という800人ぐらい入るホールで
映画「ゴジラ対ビオランテ」の上映をやるというので
せっかくの機会なので見てみることにしました。

ちょうどアメリカでは5月5日から
「ゴジラ」のハリウッド映画の新作が公開されるので
そのこともあって、「ゴジラ映画」を上映したのだと思います。

140507gojira1

140507gojira2

客席は3分の2ぐらいうまっていた感じでしたが
ほとんどがアメリカ人でした。

映画の上映前には、この映画の特撮監督を務めた、
川北紘一さんの舞台挨拶や
特撮スタッフによる、ミニチュアセットを使った
特撮技術の解説があって楽しめました。

140507gojira3

この映画は、今回初めて見ましたが、
バイオテクノロジーをテーマにした1989年公開の作品で、
ゴジラ細胞と植物細胞を融合したことから誕生した
怪獣ビオランテとゴジラが対決したり、
対ゴジラ用に核物質を食べるバクテリアを開発して
それを奪取しようとする外国の工作員が現れたり、
けっこう凝ったストーリーで面白かったです。

アメリカ人の観客にもかなりうけていて、
ところどころで歓声があがったり、拍手が起こったり、
大笑いしたりしてました。

「ロッキー・ホラー・ショー」というカルトムービーを
以前何度か見たことがありますが、
そのときの観客に近い感じの反応だったので、
やはり「ゴジラ」映画はカルトムービーとして
アメリカの観客には楽しまれているのだなと思いました。

こうして、日本文化に対する他の国の人たちの反応を見るのは
やっぱり面白いですね。

Comment(0)