現実にない状況を夢見ることで、破壊的イノベーションが生み出せる
»
弊社で運営している年表創造コミュニティ「Histy」に登録している方には、
「Histy通信」というデイリーメールをお送りしていて、
そのなかで、いわゆる「名言」を紹介しています。
また「Histy」のFacebookページにも「名言」を投稿しています。
昨日はFacebookページで、以下の「名言」を紹介しました。
多くの人は現状を見て、
なぜこうなのかと問う。
私は現実にない状況を夢見て、
なぜそうではないのだろうと問う。ジョージ・バーナード・ショウ(劇作家)
この名言を見た方から、「多くの人」と「私」の違いがわからない、
結局は両方とも現実と自分の理想との間で
現実がうまくいってないことを嘆いているのではないかという
コメントがありました。
それで、この違いについて考えてみたのですが、
現実から発想すると持続的イノベーションしか生み出せないけど、
理想から発想すると破壊的イノベーションを生み出せる
ということではないかと。
たとえば、ガラケーという現実から発想しただけでは、
新しい機能を付けたり、機能を改善したりすることは発想できるけど、
スマートフォンを生み出すのは難しいということです。
スマートフォンという理想としての新しいビジョンを持ち、
それを実現するためにはどうしたらいいかを考えて、行動していくからこそ、
スマートフォンを生み出せるのだろうと。
ちょうど以下の記事がネット上で話題になっていました。
スティーブ・ジョブズ氏が1983年に行った講演の全録音が公開--驚くべき先見性
この記事を読むと、
ジョブズが驚くべき先見性を持って新しいビジョンを描いていたことで
いくつもの破壊的イノベーションを生み出すことができたのだろうなと
よくわかる気がします。
SpecialPR