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私が編集制作をお手伝いした電子書籍『わが家に来る万の神さま』が出版されました

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私が編集制作をお手伝いした電子書籍が出版されました。無料でお読みいただけます。

わが家に来る万の神さま - たじりとみよ | ブクログのパブー

著者はアメリカのカンザス州に住むたじりとみよさんです。アメリカ人の旦那さんと再婚して、3人の娘さんをつれてアメリカに移住後、旦那さんとは死別。遺伝的な眼病が発病し、現在70%ぐらい失明しながらも、和紙アートの事業をやりながらたくましく生きていきているという方です。「失ってから見えてくるものがある」というたじりさんが、ご自分のこれまでの実体験をメルヘンタッチで書いたエッセイをまとめています。

今回は、アメリカのロサンゼルスから始まった、一旗あげようという人たちを支援する団体、一旗会の縁で、たじりさんの電子書籍の編集制作をお手伝いしました。実際にお会いしたことはなく、すべてメールのやりとりで作業を進めました。

「ブクログのパブー」のシステムを利用したのも今回が初めてですが、思っていたよりも簡単に使えました。PDFとePub形式で配布できるし、ウェブ上でも読んでもらえるし、有料で販売することも可能なのでので、ちょっとした内容のものや、商業出版が難しそうなものを電子書籍として出すには便利ですね。ソーシャルメディアをうまく使えば、より多くの人に目をとめてもらい、読んでもらうこともできそうです。

このような自分史的な書籍は商業出版で出すのはかなり難しいですし、紙の書籍で出すのもけっこう費用がかかります。電子書籍ならほとんどお金をかけずに出せるので、自分史活用推進協議会の活動の一環としても、たじりさんのように自分史的な内容の本を電子書籍で出版したいという方々をサポートしていきたいと思っています。

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