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触媒のように世の中のいろいろな人やものをつないで変化を起こしていきたいと思っています

生きづらさと向い合うときに役立つサイト

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昨日のエントリーで、勝桂子さんの著書『いいお坊さん ひどいお坊さん』発売記念イベント「お坊さんと話そう!」に参加したことを書きましたが、このイベントでは、お坊さんたちのミニシンポジウムだけでなく、勝さんが主宰している、生きづらさや死生と向き合う交流サイト「ひとなみ」と関連が深い活動をしている方々のプレゼンテーションもありました。

私も自分史活用推進協議会の活動について紹介させてもらったのですが、プレゼンの中で個人的に一番強烈な印象を受けたのが「生きテク」を主宰するオキタリュウイチさんの話でした。「生きテク」については、以前何かの記事を読んで、サイトも見た覚えはありましたが、主宰者の話を直接聞くことができて、改めて興味を持ちました。オキタさんは、自殺や死ぬことについてはマスコミの報道やネットの発達で簡単に情報が得られる一方で、生きていくために問題や悩みを解決することについて情報がなかなか見つけられない状況を変えていこうと、「生きテク」を始めたそうです。問題解決するための方法を、文芸系、身体系、時間系など8つの分類で紹介しているところが面白いなと思いました。

もう一つ、和田一郎さんが主宰する「生きるアシスト.com」とうサイトの紹介もありました。和田さんは、一人でも多くの人たちの「生きる支え」となり「命の手助け」になればとの想いで、このサイトを立ち上げたそうです。生きる助けになりそうなサイトや、生きることを考えるのに役立ちそうなサイトをテーマごとに紹介するリンク集がメインになっているようです。

このような活動をされている方々がいるのを知るだけでも心強くなりました。時代への閉塞感から、将来に希望が持てず、生きづらさを感じている方々も多くいらっしゃるでしょうけど、ぜひこれらのサイトを参考にして、力強く生きていくためのヒントを得てほしいと思います。

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