『ワールドクイズクラシック』の感想
昨夜、TBS系で放送された『ワールドクイズクラシック』を見ました。昔クイズ番組に何度か出て優勝したこともあるクイズファンとしては見逃せないというか、実は予選にも行ったのですが、ペーパーテストであっさり落とされました(苦笑)。現在eQuizという社会貢献型クイズサイトを運営していますが、大学卒業後はほとんどクイズ番組や大会には出てなかったので、やはり昔とったきねづかでは通用しないですね。
昔TBS系で放送されていた『史上最強のクイズ王決定戦』をほうふつさせるような内容で、第1回アメリカ横断ウルトラクイズ優勝者の松尾さんや、第15回優勝の能勢さんなどのクイズ有名人のほか、知っている人もけっこう出ていて、早押しクイズのハイレベルな戦いも見れたので、個人的には面白かったですが、一般視聴者にはどうだったんでしょうね。ぜひ来年以降も続いてほしいです。
クイズ番組で何度も優勝しているような実力者でも、もちろんわからない問題もあるわけで、たとえば第1ステージの個人で7問を次々と答えていくような形式だと、たまたま自分のよく知らない問題にあたってしまって落ちてしまうこともあり、実際に私の知り合いの実力者も第1ステージでかなり落ちてましたが、そのへんは運の要素も出てきます。そんななかで決勝までいった「クイズ番組15冠の女帝」こと石野まゆみさんは、実力があるのはもちろんですが、その勝負強さに感心しました。残念ながら決勝で現役京大クイズ研究会の隅田さんに負けてしまいましたが。
石野さんは毎日新聞数紙と雑誌を買って読み、知識を増やす努力を長期間続けているという話で、運も必要だとはいえ、その運を呼び込むにはやはり地道な努力により実力をつけることが大事なのだなと痛感しました。
73歳の松尾さんも現役でがんばってらっしゃっるのを見て、私もまた本気でクイズに取り組んでみたいとも思いましたが、このレベルになると付け焼き刃ではまったく通用しないので、もうちょっと仕事が軌道にのって時間に余裕ができたら考えたいです。いつになるかわかりませんが(笑)。