よい記憶は勇気や情熱をもたらす
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本日から一般公開されている映画『スーパーエイト』をプロデュースした、スティーブン・スピルバーグ監督のインタビュー記事が朝日新聞に載っていました。この映画の舞台はスピルバーグ監督の故郷、米オハイオ州で、1979年夏に少年少女たちが8ミリフィルムでゾンビ映画を撮っているときに、貨物列車の事故に遭遇したことから話が展開するそうで、『未知との遭遇』『E.T.』といったスピルバーグ監督の初期代表作へのオマージュに満ちているとのこと。
このインタビュー記事の中に、スピルバーグ監督の印象的な言葉がありました。
「私たちは時折、現在より過去に生き、前を見るより過去を振り返る。よい記憶は勇気や情熱をもたらし、今やっていることへの情熱を新たにするんだ」
自己啓発書などでよく「他人と過去は変えられない。自分と未来は変えられる」とありますが、過去は替えられないから過去を振り返ってもしょうがないということはなく、過去を振り返ってみることで、自分はこれだけのことをやってきたんだという自信が持てたり、現在やっていることの意味を理解し、情熱を新たにできたり、いろいろなメリットがあります。もちろん「今に生きる」ことも大事ですが、たまには自分の過去を振り返ってみる時間をとることをおすすめします。
『スーパーエイト』はスピルバーグ監督の初期作品からずっと見ていた私たちの世代にとっては面白そうなので、ぜひ見に行ってみようと思います。
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