ポスト大震災の出版業界のゆくえ
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このエントリーで紹介した新書『出版大崩壊』の著者で、ジャーナリストの山田順さんが、今回の大震災が出版界に与える影響について、記事をブログにアップされていました。
東日本大震災でプリントメディア(とくに出版界)は大打撃。その現状と、ソーシャルメディアとマスメディアの役割を考える
紙不足、計画停電、流通の打撃、広告の自粛などの影響をもろに受けて、出版業界はかなり厳しい状態になるとのこと。「今後の日本復興のなかで、メディアがどうあるべきか? を考え、これをチャンスと捉えなければ、単に「出版大崩壊」が進むだけ」という山田さんの言葉はその通りだと思います。
4月23日には『出版大崩壊』の版元の文藝春秋の主催でトークセッションを開催するそうです。
■「出版大崩壊と電子書籍の罠 ポスト大震災の出版業界のゆくえ」
【日時】4月23日(土)
【出演】山田順、他ゲスト多数
【Open】 13:00 / Start 13:30
【料金】前売り ¥1300 当日 ¥1500(+飲食代)
【場所】阿佐ヶ谷ロフトA
http://www.loft-prj.co.jp/lofta/(ウェブから予約可能)
ちなみに、以前、出版社からリストラされる経緯をブログ『リストラなう』に書いて話題になり、ブログの内容をまとめて出版されたたぬきちさんも、『出版大崩壊』の書評を書いてらっしゃいました。
文春新書『出版大崩壊 ―電子書籍の罠―』(山田順)を読む! - 新・リストラなう日記 たぬきちの首
たぬきちさんは山田さんと同じ光文社出身の方なので、もしトークセッションのゲストでたぬきちさんが出たら、面白い話が聞けそうですね。
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