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ライフログをつける五つのメリット

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オルタナブロガーの大木さんが「自分の記録を残すということ」というエントリーを書いてらっしゃいましたが、私はもう十数年間、テキストファイルで自分の行動記録を残しています。いわゆるライフログですね。

最近、奥野宣之さんの著書『人生は1冊のノートにまとめなさい』を読んだのですが、この本はライフログの書き方についてかなり参考になります。

奥野さんは、空気感を残せるということで、ライフログをノートに書くことを提唱されていますが、私はノートに書くことにこだわる必要はなく、むしろテキストデータで貯めていくほうがいいだろうと思っています。テキストデータなら、自由自在に検索できるし、あとでいろいろ加工して利用しやすいし、クラウドサービスなどを利用すれば、携帯やスマートフォンなどでいつでも読むことができるからです。

ノートにつけるか、デジタルで記録していくかは人それぞれの好みだと思うので自分のやりやすいやり方でいいと思います。

ライフログをつけるメリットとしては
・自分の体験を確実に記録して残し、後で確認できる
・文章として書くことで自分の体験を客観視できる
・ライフログを読み返すことで、自分の考え方や行動パターンなど新たな気づきを得ることができる
・自分のやってきたことが可視化され蓄積されていくことで自尊心が高まり、自信が持てるようになる
・文章を書く習慣、文章力がつき、文章を書くためのネタを貯めていくことができる。

私が思うライフログの書き方のポイントは
・一日の最後に書くのではなく、時間があるときにこまめに書き留める
・自分の行動をできるだけ具体的に書く
・日記のように内省的なことを書く必要はない
・見聞きしたニュースなども書いておく
・ログを一つのフォルダに入れるなどして一元化する
・ときどき読み返してみる

あまり読み返すことはないですが、たまに読み返すといろいろなことが思い出せて面白いです。ちなみに、10年前の2001年の2月20日に何をやっていたか検索してみたら、ロサンゼルスに移住した1年目で、コミュニティカレッジでマーケティングやアドバタイジングの講義を受けていました。3年前の2008年の2月20日は、4月に開催するJapan Film Festival Los Angelesの準備で打ち合わせをしていて、その日にロサンゼルスで月食があったようです。

ライフログの記録には、うちの会社で運営している年表コミュニティ「Histy」もよかったら活用してみてください。ブログやツイッターなどもRSSを取得して自動的に年表にできるので、いつどんなことを書いていたかを参照するのにも便利です。

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