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触媒のように世の中のいろいろな人やものをつないで変化を起こしていきたいと思っています

自分の言葉で語るために

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オルタナブロガーの永井千佳さんが、数日前に「言葉の説得力とは下手でも何でも自分の言葉で語ること それしかない」というエントリーを書いてらっしゃいました。

ブログやツイッター、SNSなどのソーシャルメディアの登場によって、個人が簡単に情報発信できるようになり、使い方によってパーソナルブランドを高め、多くの人たちとつながりながら、いろいろなことができるようになってきました。パーソナルブランドを築いていくための情報発信において大事なのが、自分の言葉で語れることだと思っています。

自分の言葉で語るために有効なのは、自分のこれまでを振り返り、自分の経験してきたことを棚卸ししながら、一つ一つ、当時どんな気持ちだったか、現在から見てどんな意味を持っているのかを確認しながら、自己認識を深めていくことです。自分の経験、体験は自分だけのオリジナルなものであり、そこから出てきた言葉だからこそ、重みや説得力が生まれてきます。特に、どんな失敗や挫折をしてきたか、また、それらをどう乗り越えてきたか、そういったエピソードを語ることがより共感を呼びます。

そういった自分を振り返るツールとして便利なのが自分史です。最初はふと思い出したことを書き留めてみることから始めるといいと思います。いくつか思い出すうちに、連鎖反応的にいろいろなことが思い出されて面白くなってきます。自分の過去の体験、経験は、自分の言葉で語るためのネタの宝庫です。ぜひ試してみてください。

自分史に多少でも興味をお持ちいただけたら、3月1日の午後6時半から、東京の渋谷駅近くの大向区民会館で「パーソナルブランディングのための自分史活用セミナー」を開催するので、ご参加ください。私が講師を務めます。参加費は無料です。詳細はこちらをご覧ください。

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