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大洗女子学園優勝記念セール、開催しました!

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4月21日の日曜日に大洗町曲がり松商店街でアニメ「ガールズ&パンツァー」(以下、ガルパン)大洗女子学園優勝記念セールが開催されました。これは以前から開催されている100円商店街のイベントにガルパンをタイアップした催しです。商店街のホームページにいきなり《大洗曲がり松へ「パンツァー・フォー」》です。ドイツ語の軍事用語が普通に使われているところに、大洗のノリと熱意が感じられます。

当日はあいにくの雨と寒さにもかかわらず、朝からガルパンファンが集まって盛り上がりました。各商店はキャラクターの等身大パネルや優勝記念のノボリを立てて、ガルパンがらみのオリジナル商品を販売してファンを迎えました。

商店街の盛り上がりぶりは、Twitterのまとめサイトをご覧下さい。

togetterまとめ

4/21大洗 大洗女子学園優勝記念セール #garupan

4/21大洗 大洗女子学園優勝記念セール2 #garupan

いわゆるアニメ聖地の中で、今や大洗は三大聖地のひとつになりました。この成功は偶然ではありません。

「天の時、地の利、人の和」という言葉があります。

当初予定で三ヶ月で終わる予定だったテレビ放送が、制作の遅れで今年春まで間ができて盛り上がる時間となった「天の時」、人口が多い首都圏から日帰りまたは一泊で行けるほどよい距離の「地の利」、さらにアニメ制作側との窓口になって地元のとりまとめを精力的に行った現地のキーパーソンがいた「人の和」です。

中でも重要のなのは人の和です。小さい町とは言え、アニメに興味がない人は当然います。それをプロジェクトリーダーとしてまとめ上げた現地のキーパーソンはたいへんだったと思います。

大洗は天地人の3つがうまく回った奇跡と言われています。今後ほかの観光地がマネしようとして狙っても、二匹目のドジョウは難しいのではと思われます。大洗の成功の理由を表面だけ見てコンテンツツーリズムを考えるのは止めた方がいいでしょう。

震災前の大洗は海水浴の観光地として有名で、シーズン中の人出は40万人を超えていました。連休が明けると、7月の海開きがやってきます。夏の大洗が賑わいを取り戻すよう遠くから応援しています。

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