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ワードとエクセルを覚えたら次は3Dモデリングな時代

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書籍「メイカーズ」に影響されて都内で開催されたMaker Faire Tokyo 2012に行って3Dプリンタやレーザーカッターが動いているとこを目の当たりにして以来、コンピュータを使って手に取れるモノを作ることに興味を持っています。

3Dプリンタやレーザーカッターを使って何かを作ろうとした時に、その前提となるのがモデリングデータです。モノを作ろうと思ったら、データを作るソフトウェアを使えるようになる必要があります。

私は自分が何か新しいことを始める時は「慣れるより習え」をポリシーにしています。

渋谷にあるCUBEで「Think3D スペシャル 3Dモデリング無料ワークショップ」があるときいて、さっそく参加してきました。

CUBEは渋谷の道玄坂が高速道路とぶつかる交差点にあります。ビルの1階はFabCafeです。レーザーカッターを借りてモノを作ったり、お茶を飲んだりできます。2階のCUBEは平日は企業ユーザ向けのショールームですが、土日はワークショップをやっていたりするそうです。CUBEには高性能な3Dプリンタや人の全身をスキャンできるデジタルスキャナーなどが置いてあります。時代の最先端の場所ですね。

今回はAutodesk社の123D Designと123D Makeについて90分のワークショップでした。自分のパソコンに事前にインストールしておいて、説明をききながら実際に操作して体験しました。

私は123D Designや123D Makeは全く初めてでしたが、ワークショップが終わる頃には123D Designで既存のパーツを組み合わせてロボットを作ることができました。これが私の人生初の3D作品です。頭、胴体、脚など全部で7個のパーツの組み合わせでできています。腕がないのは、時間切れになったためです。

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作成したデータをクラウド上のギャラリーで公開すると、123Dの世界をより楽しめるようになっています。ギャラリーには素人からプロまで多くの人が作成したデータが公開されています。例えばスターウォーズのライトサーベルのモデルデータのようなマニアックなものがあります。優れた作品にコメントがついたりフォローされたりするSNS的なしかけもあります。

ギャラリーに公開されたデータはすべて自由にダウンロードして改変することができるライセンスになっています。例えば私が作ったロボットのデータをダウンロードして、腕を付けていただいて自分のギャラリーにアップしてもかまいません。

ギャラリーのデータはバッチ処理で自動的に3Dプリンタ用のデータに変換されます。3Dプリンタに出力したくなったらダウンロードしてプリントするだけです。つまり、プロのデザインをいつでも手元の3Dプリンタで出力してモノにすることができてしまうわけです。

123D Designでモノを設計するのはすごく面白くて、操作しながら笑っちゃうくらい楽しいです。パワーポイントを使える人ならすぐに慣れると思います。123Dのサイトから無料でダウンロードできますので、ぜひお試し下さい。Windows、Mac、iPadに対応しています。

これからはワードとエクセルを覚えたら次は3Dモデリングを覚える時代なのではと考えています。

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