オルタナティブ・ブログ > てくてくテクネコ >

顧客サービスとITのおいしい関係を考える

【開催まで一週間】学校おもてサイトのCMSはNetCommonsで決まり2009

»

第7回全日本小学校ホームページ大賞(J-KIDS)というコンテストがあります。J-KIDSは、がんばっている小学校のホームページ作りを応援する目的で2003年から始まりました。学校側に余計な負担をかけないように、選考方法は一般的なコンテストとは異なり、一切の応募を必要としない代わりに、いつ選考されるか事前には一切分からない方式を採用しています。都道府県代表校選考では、評価項目に対してルールに沿った合計点を算出するとともに、学校ホームページの更新実績が加味されます。

先日、各県の代表校が決まって発表されました。この中で、以下の2つの小学校の学校サイトが、NetCommons(ネットコモンズ)で構築されています。

茨城県代表: 筑西市立竹島小学校

鳥取県代表: 米子市立彦名小学校

当然のことながら、NetCommonsを入れただけではいいサイトにはなりません。教職員や生徒たちの毎日の更新努力の成果が主役です。ただ、サイトの管理・更新のしやすさといったNetCommonsの長所が、陰ながら貢献しているのではと思います。

一部ではNetCommonsは教育用のCMSと思われているようです。実は中小企業で役に立つ機能が満載です。このところ「お客様に紹介するために」NetCommonsを勉強に来る企業が増えてきています。あまり大きな声で言いたくないのですが、NetCommonsには大きなビジネスチャンスがあります。

そのNetCommonsの年に1度のユーザカンファレンスまで、いよいよ1週間になりました。私は去年のカンファレンスに参加して、NetCommonsにすっかりハマってしまいました。ユーザカンファレンスは遠隔地の教職員が参加しやすいように、夏休み期間の7月開催になっています。その関係で教育関係のプログラムが多い中で、ビジネス関係のプレゼンテーションや展示もあります。今年はビジネス関係の来場者が増える見込です。あまり大きな声で言いたくないのですが、NetCommonsビジネスに参入するなら今がチャンスです。プログラムはこちらです。

関連リンク


NetCommonsユーザカンファレンス2009「NetCommonsが拓く新しい世界」が開催されます。

日時:2009年8月5日(水) 午前10時から午後5時まで

主催:国立情報学研究所
東京都千代田区一ツ橋2-1-2学術センタービル

会場:一橋記念講堂ほか(学術総合センタービル内)

参加費:無料

参加申込:NetCommons公式サイトより、先着450名
http://www.netcommons.org/

内容:
国内2,000以上の教育機関・公共機関等のポータルサイト・グループウェアの構築に活用されているオープンソースCMS「NetCommons」に関するカンファレンスです。NetCommonsを用いたベストプラクティスやNetCommons2.2の新機能等の紹介、各企業のブース展示が予定されています。
詳しいプログラムについては、上記公式サイトをご覧ください。

Comment(0)