オルタナティブ・ブログ > てくてくテクネコ >

顧客サービスとITのおいしい関係を考える

またまた気になるアイテム【WiMAX Wi-Fiゲートウェイセット】

»

UQコミュニケーションズは、4月3日から、UQ WiMAX対応の無線LANルーターのモニターを募集します。

「WiMAX Wi-Fiゲートウェイセット」は、無線LANルーター機能を持つ「UG01OK」とUSB型通信端末「UD01OK」をセットにした製品です。WiMAXの通信アダプタをWAN側に使い、LAN側はIEEE 802.11b/gの無線LANになっています。無線ルーターの機能は、WEP/WPA-PSK/WPA2-PSKによる暗号化、MACアドレスフィルタリングなど標準的な機能を備えています。

屋内で無線LANのアクセスポイントとして複数のパソコンから使えるだけでなく、外出時はノートパソコンとUSB型通信端末「UD01OK」を持ち出して使うこともできます。1人で複数のパソコンを持っている人に便利な製品です。

毎度ながら私が注目している使い方は、小規模なオフィスで、固定ネットワークの代わりにWiMAX Wi-Fiゲートウェイセットを使うことです。全員がネットワークをフルに使うのでなければ、10人くらいのオフィスでも十分使えるのではないでしょうか。光ケーブルやADSLの手配や工事が不要なだけでも、メリットはあると思います。セミナーなどイベント会場で、一時的に使うのもよさそうです。

すでにUQ WiMAXのモニターになったユーザの声をネットで見た限りでは、現時点のUQ WiMAXは電波が弱いとか、屋内で使えないとかの声が多いようです。今後改善されるとは思いますが、周波数が高くて電波が物陰に回り込まない弱点は確実にありそうです。ビルの奥の部屋では、電波が不安定になることが予想されます。WiMAX Wi-Fiゲートウェイセットを窓際に置いて、室内は無線LANで使えば実用的だと思います。

残念なことに、2月に実施した「UQ WiMAXサービスモニター」のユーザは、今回は応募できません。これは、少々「なんだかなあ」です。2月に応募したユーザは、新しい物好きのオピニオンリーダーです。他の人がIT製品・サービスを購入する時に、影響力を持っています。しかも、発展途上のUQ WiMAXのネットワークに不満を感じているかもしれません。このような層にこそ今回のモニターをお願いして、「使える」感を持ってもらうことが重要ではないでしょうか。

関連リンク:

4月6日追記

Comment(0)