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once a fanboy, always a fanboy ――いい歳なのに与太話はやめられない

MacBook Classicが出る?

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 いよいよ新型MacBookが発表されるまで、残すところ約半日。ネット上では内部関係者からのリークと思われるような情報も含めて、種々雑多なネタが満ちあふれている。

 特に多くの人々の関心を集めているのがAppleの価格戦略だ。今回は800ドル台の廉価モデルが出るのではないかという憶測があり、噂サイトでは既に価格表も出回っている。

 Mac Rumorsというサイトでは、「MacBook and MacBook Pro Part Numbers and Prices? $899 MacBook?」という10月13日付け記事の中で、複数の価格表を掲載しており、とくに信頼性が高いのではないかと目される表のデータが興味深いので、一部を以下に引用してみる:

- K29, MB382LL/A $899.00 - MacBook?
- M97, MB466LL/A $1,299.00 - MacBook
- M97, MB467LL/A $1,599.00 - MacBook


 注目すべきは、899ドルの価格が付けられたモデルのナンバーだ。従来のMacBookであれば、MB400番台となっているはずだが、それよりも数字が小さい300番台、しかも型番の頭文字が「M」ではなく「K」になっている。

 Appleは以前から、モデルチェンジの際に、旧型モデルのフォーマットをそのまま再利用して、その呼称に「Classic」という形容を付けて販売するというパターンを行ってきている。今回のMacBookリニューアルでも、その手法で廉価モデルを出してくる可能性は十分にあるだろう。

 だとすると、MacBook Classicは、ほぼ確定の新型アルミ匡体ではなく、現行のプラスチック匡体を採用し、チップセットは現行Intel製、タッチパッドに関しても現行機能のまま(つまりマルチタッチ非対応)という仕様になるのではないかと思われるのだが、どうだろうか?

 ま、あくまでも、Apple好きの素人が考えた与太話なので、当たるも八卦当たらぬも八卦ということで(笑)。


 PS. Mac Rumorsの続報「Apple's New $899 Product is an LED Display and Not a MacBook?」によれば、話題の899ドルモデル「K29, MB382LL/A」は、MacBook pro対応のLEDバックライト24インチディスプレイ搭載ドックという可能性があるらしい。しかし、そうだとすると単なるドックとしては価格があまりに高すぎるので、おそらく24インチの巨大なマルチタッチ対応ディスプレイということになりそうだ。確か、次期Adobe Photoshop CS4はマルチタッチ対応となる予定なので、そうなるとデザイナーにとってこの新型ドックはマストバイなアイテムになりそうな予感。ま、しつこいけれど、ここに書いてあることは単なる与太話なので…(笑)。

 PPS. さらなる続報「More Apple Notebook Details: Clickable Glass Trackpad, GPUs, Pricing」がMac Rumorsに。同情報の提供者はそれなりに信憑性が高いようなので、おそらくこういうことなのかなと。ガラス製のボタン兼用タッチパッドねぇ…。従来のAppleの在り方を考えれば、価格戦略で単に安い方へ流れる可能性は低かったとは言え、個人的にはそういう路線も期待したかった。ま、そういうことを望むなら、ネットブックに無理矢理OS Xを載せるとかしかないのかな、やっぱり。


 PPPS. 結局、最後の続報で紹介されていたリーク情報がほぼ完璧だった訳で、全てが予定通りだとそれはそれでちょっとつまらなかったかも……。しかし、MacBook Proのグラフィック2段構成と、MacBookのFireWire廃止は、いかにもAppleという感じで、あれは賛否両論出そう。

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