DSのマジコンにみる著作権問題 ~いまこそ改正の時では?~
マジコンって皆さん知ってますか?元々はNintendo DSなどのソフトをバックアップしたり、DSで気軽に画像を見たいって人のために開発されたものですが、いまや完全に違法ツールと化して、問題となっています。
DSだとR4DSあたりが現在の主流のようですね。MicroSDも4Gまで対応だそうなので、非常にたくさんのソフトを違法につめて、持ち運んでいる人が結構後をたたない。お隣の韓国でもR4DSはかなりはやっていると韓国の友人も言っていましたし、日本に限った話ではないということです。(そもそもR4DSのサイトは英語サイトです。)
これも私の興味のある「著作権侵害」に関しての、考察に値する事象だと思います。
これは前に述べたWinnyとかの問題と似通ったところがあります。
もしWinnyの金子氏が逮捕されるのであれば、R4DSの作者も幇助の対象になると思うのですが、逮捕されたという話を聞かない。
すでに日本では違法コピーdvdを販売していたサラリーマンで逮捕者も出ているようですが、今後司法や行政がどのように対応していくのか注意ぶかく見守りたいとおもいます。
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一部の真剣な方よりコメントをきちんと頂きましたので、本音を加筆し、修正します。
私は以前も著作権法による進歩抑制の話をしました。
http://blogs.itmedia.co.jp/taps/2006/12/post_b7c8.html
はっきりいって実態とあってない著作権法は改正されてしかるべきだと私は思っています。
たとえばマジコンにしても、foサンがコメントしてくれたように合法的な利用価値のあるシステムです。PtoP技術にしてもそうです。WinnyのPtoPの技術は普通にインターネットでも使われる自立分散型の技術なのです。
でもそれらの運用の仕方や使い人のポリシーやモラルが低いことが問題なのです。
しかしそれを考えることなく、いきなり作者を逮捕してしまう考え方ははっきりいって同調できるものではありません。なんだか国の責任の押し付けとしか思えない最近の風潮は私も嫌悪感を感じます。