久しぶりにTwitter(X)って楽しいなと思わせてくれた松山ケンイチさん。
Twitter(あくまでもこう呼ぶ)を始めたのは、2010年。
その頃は、牧歌的で、なんだか、みんなでわちゃわちゃ楽しく情報交換したり、その名の通り、「つぶやく」だけだったりしました。
もちろん、多少のもめごとはあったけど、炎上騒ぎとか、知らない人に攻め立てられてアカウント閉鎖、とか、そんなのはなかったような。
まあ、なんとなく楽しい交流の場というのがTwitterだったと思うのです。
それを久々に思い出させてくれたのが俳優・松山ケンイチさんです。
どのくらいの方がご存じか分かりませんが、朝ドラ「虎に翼」に主要な役で登場なさっていましたが、その最中は、その役名である「等一郎」の役での一コマをただ投稿するだけ、というスタイルでした。
当時のフォロワーは2万人くらいだったんじゃないかと思います。芸能人なのに、少ないという印象で。
「虎に翼」が終わった途端に、「今まで観ていなかったけど、これから見て、感想を投稿します」みたいなことを宣言され、そこから怒涛のように、2週間くらいで半年の朝ドラを見ては、感想を呟かれたのです。
(半年のドラマを2週間で見終わって、全部に感想を投稿。それも長文の。そして、文体や表現がとてもユニーク)
感想が癖になるし、「虎に翼」をふりかえる機会にもなったし、人気が出たのですね。
メディアでも話題となり、あれよあれよとフォロワーが増えていき、最終的には13万人に到達。
芸能人だもんね、そうだよね、って思っていたら、今度は、突然、
「12月公開の映画のために、Twitterをこっそり初めて、その役柄が"フォロワー108人"というものなので、自分もそうしたい。フォロー解除して」
とお願いが投稿されました。
それを、何万人ものフォロワーが面白がって、積極的にフォロー解除したのです。私もこのタイミングでフォロー解除しました。
ところが、これで目立つようになったためか、フォロワーが減る一方で、新規フォロワーも増え続けたようで、7万人くらいになって、拮抗しちゃったのですね。前進も後退もしない、という感じに。
「どうするのかな」と思っていたら、さらに、フォロワーを今度は自ら減らす作戦を繰り出して、とうとう、昨日(11/10)、17人まで減らし、目標達成したのです。(って、どれだけウォッチしているんだ、私も)
これで一安心かと思いきや、また、この動きが目立ってしまい、メディアでも取り上げられたりもして、折角減ったフォロワーがどんどん増えている状況。
(2024年11月11日、11:50現在 4400人)
フォロー解除に応じて、松山さんを応援している人達が、「どんどん増えてますね」「頑張って」などと応援していて、今のところ、平和に「フォロワー増」「フォロワー減」が繰り広げられています。
そうだよ、これだよ、Twitterの面白いところは!と、なんだか楽しくなっています。
そして、もう松山ケンイチさんから目が離せないし、何なら12月公開のその映画も観ようじゃないか、という気分になっている。
どういうマーケティング戦略なんだw。
これはひとえに松山さんのキャラが際立っているという点につきると思っていて、全く嫌な感じがしない。
どんどんフォロー解除しているのに、全く嫌な感じがしない。
凄いことだなぁと眺めています。
映画公開の前日のフォロワー目標が108以下らしいので、それまで暖かく、楽しく、見守っていきます。笑。