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人材育成の現場で見聞きしたあれやこれやを徒然なるままに。

OJT:社外のいろんな人に会わせる

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OJTトレーナー研修で、「どんな経験をさせたいか」を話し合っていただいた際、

「社外のミーティングにできるだけ出させる」
「可能な限り、顧客訪問に連れて行く」

という話が出ました。

私も、早いうちから社内の空気に触れさせ、多くの人に引き会わせることは重要だと思っていますが、それは、社内にいるだけでは、なんだかそのうち「わかった気になる」からなのですが、この方の理由を尋ねると、

「世の中にはいろんな人がいる!ということを経験してもらいたい」

とのこと。

「気難しい人、明るい人、何で怒るか分からない人、アバウトな人、細かいことばかり言う人、おおざっぱで大枠さえわかればいい人、などなど、本当に様々な人がいて、そういう人たちと仕事をするんだ、仕事していると、こんなに多様な人に会うんだということを早くから体験しておいてほしい」

なるほどなるほど。

あまりに大事に育て過ぎて、人に対する耐性が付いていないのも困りもの。

若く柔軟なうちから、「いろんな人」に合わせると、耐性も付けば、受容度も上がろうというもの。

どんどん社外に出すのは、そういうメリットもあるわけですね。

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「人間関係」で検索したら、『嫌われる勇気』が出てきました。意味深。

アドラー心理学、少し下火になった、というか、ブームは落ち着いたのでしょうか。

この本、それなりに面白かったです。

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