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人材育成の現場で見聞きしたあれやこれやを徒然なるままに。

本日は誕生日なり。

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毎年毎年懲りずに誕生日アピールをする私です。

妹から、「誕生日おめでとう!」というメッセージが届いたので、私からは、「TO:妹、CC:母」あてに「○○ちゃん、誕生日おめでとう」と送り、母からすかさず、以下の返事がALLで来ました。

「お誕生日おめでとう(*^▽^)/
今日まで無事大きくなってくれてありがとう♡♡
感謝しています。」

・・・・親というのはありがたい

53歳になった娘に「無事大きくなってくれて」と来ましたよ。

でも、これ、本当にしみじみそう思います。

53年間、大きな事故にも遭わず、大きな怪我や病気もせず、とにかく、無事ここまで来て、これは、「ありがたい」としか言いようがない。


さて、自覚はないものの、どうも今日から53歳なのですが、6歳離れて生まれた妹は本日より19歳です。・・・というか、19歳になる予定、でした。

しかし困ったことが起こり、妹な年齢不詳の「誕生日」となってしまいました。(あ、過去にも毎度解説しておりますが、妹と私は同じ誕生日の1/20生れです)

ことは5年前にさかのぼります。

甥っ子に、「母ちゃんは14歳」と教えたことから、14歳からカウントupを始め、昨年の1/20に妹は、無事「18歳」になりました

甥っ子は昨年5月に6歳になり、そろばんを習い始め、数字とか計算などが少しわかってきました。

9月だか10月のある日のことです。
甥っ子を連れて、2人だけで新幹線の乗り、宇都宮まで行って、餃子を食べてくる!ツアーを実施しました。

帰り道、東武線のローカル駅のホームで電車を待っていると、周囲に誰もいないにも関わらず、甥っ子が小声で私にこう尋ねるのでした。


(以下、ささやきながらお読みください)

甥:「ねぇねぇ、おばちゃん。 母ちゃんは、おばちゃんが何歳の時に生まれたの?」
私:「うーん、おばちゃんが、●●ちゃんくらいの時かな」
甥:「それだとおかしいんだよねぇ(思案顔)」

あ、そうか、18歳ということになっているからして、これでは計算が合わないぞ。

私:「あ、間違った。おばちゃんが35歳くらいの時に、母ちゃんが生れたんだった、そうだ、そうだ。忘れていた」
甥:「そうなんだ・・・」
私:「なんか気になることがあるの?」
甥:「母ちゃんが何歳か教えてくれないんだよね」
私:「18歳でしょ?」
甥:「うーん、なんか変なんだよねぇ」

・・・お腹がよじれそうだったのですが、まあ、この時はこれくらいの展開で終わりました。

このお正月、

「母ちゃんは、46歳じゃないかな」という話になったものの、甥っ子は「そんなはずはない!」と突っぱね、
本当の年齢を却下。

どうも、「18歳だった母が急に46歳になる」というのは、受け入れがたい事実のようで、

今年の誕生日については、「母ちゃんは本当の歳を教えてくれないから、誕生日は分からない」と言われる始末。

いや、47歳ってことになるんですが、それではだめなんですね。はい。

・・・甥っ子の中では、「自分の母ちゃんが40代なんて信じられない!」のか、しばらくは、悩んでいることでしょう。

因果は巡ると申しますか、この妹、小さい時に、うちの母に「おかあさんは8歳」と言われ、ずっと信じていたことがありました。

大きくなって、中学生の時だったか、私にこんなことを言ったこともあります。

「お姉ちゃんは、いいなぁ。お母さんがまだ元気だから、受験の時、付き添いしてくれたり、お弁当作ってくれたりして。
私が受験の時は、お母さんももうおばあさんになって動けないんじゃないかなぁ」

すんごく悩んでおりました。いや、その時、母、まだ40歳くらいだったと思いますが、爆笑、爆笑。
そして、76歳の母、今でも受験くらい着いていくよ、ってくらいに元気でございますし。

幼いころ、妹が母に年齢をごまかされ、しばらく信じていたことや
子ども時代に、母の高齢化をチョー心配していたのと同じことが、

現在、妹と甥っ子の間で繰り広げられているのですな。

歴史は繰り返す。

・・・

母ちゃん、お誕生日おめでとう。
私も、誕生日おめでとう。

2人合わせて100歳だ!

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先日、我が家で行った合同誕生会では、上記の「年齢問題」が勃発している最中だったため、「母ちゃんのろうそくは、なし!」と甥っ子に決められ、
うーん、どうしよう?と考えた上で、2人の誕生日である「1.20」を指そうということになりました。

甥っ子が
「はっぴばーすでー でぃあ 母ちゃんとおばちゃん♪ ハッピーバースデー トゥ ユー♪」
と例年通り歌を歌ってくれ、

ケーキ.jpg


なぜか、自分でろうそくの火を吹き消しておりました。

まだまだ6歳はかわいい。

大人ばかりの誕生会で、途中で飽きてきた甥っ子は、私のマスキングテープを取り出し、壁にアートを作ってくれました。

はぴー.jpg


彼の解説によれば・・・。

「うんとねぇ、はっぴーばーすでー、って言っていたら、その上にUFOがやってきて、下から"こらーーーーーーーーーーーー"って言っているところなの」

だそうです。

平成になっても、芸術は、爆発しています。


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