「大勢にもまれると人は成長する」というお話。
昨日(6/7日曜日)、我が家にかわいいお子様たちが遊びに来てくれました。
2歳男児、
0歳男児、
0歳女児。
当然、この3人だけでは来られないので、ママさんたちもいらっしゃいました。その他、シングルのお友だちも。
2歳男児は歩いて一人でおもちゃで遊んだりしていますが、0歳2人は、その辺に転がしておくと、自由にずりばいしたり、ハイハイしたりしていました。0歳の女の子ちゃんは、ずりばいではあるものの、脚を立ててのはいはいモードは未経験だそうでした。だそうでした、というのは、その0歳女の子ちゃんが、うちにいる間になんと「はいはい」をしたのです。ママさん曰く、「初めてだ! 今、ハイハイ、しましたよね。認定ですね!」と嬉しそうに。
台所にいた私も一瞬その場面を目撃しました。
おおお、おおお。
子どもは、大勢の人がいるところで、一瞬で能力が向上することは多々あるのを甥っ子(現在6歳)が0歳から3歳くらいまでの間に何度も目にしましたが、今回も大人4人、子ども3人の中でわいわいしていたら、ぐいっと膝を立ててハイハイしたのでした。
「大勢にもまれると人は成長する」というのは、実は子どもに限った話ではなく、大人のOJTでも同じことが起こります。
1人の先輩がOJTトレーナーとして接しているよりも、あちこちの先輩や社内外の方から「あれやこれや」とフィードバック受けたり、いろんな刺激を与えられたりする中で、ぐいっと成長する。
これ、肌感覚では以前からそう思っていましたけれど 、ちゃんと実証研究もされているんですよね。
「OJTに大勢が関わることで、新人の能力向上には正の影響がある」といったようなことを、関根雅泰さんが述べています。(『職場学習の探求』)
OJTトレーナー一人が抱え込むのはなく、大勢で「寄ってたかって育てる」ことが大事なのですね。
★ホームパーティ開始前★
「うつわ」フリークな私は、ここぞとばかりに大量のうつわを使ってみました^^;。
グラス出したりする前の写真なので、少しさみしげですが。
獺祭どーん!
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※ 『職場学習の探求』は、企業内での人材育成に関するたくさんの切り口の研究が載っていて、非常に面白いです。
※ ついでに、拙著のリンクも。 いつのまにかAmazonの書評が少し増えていたので、ちと嬉しい。