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人材育成の現場で見聞きしたあれやこれやを徒然なるままに。

「仕事」って何でしょう? 「働く」ってどーゆうこと?

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この間、サカタカツミさんを、勤務先にお招きし、「採用のイマ」と「採用のコレカラ」についてお話していただいた。 サカタさんと真面目に仕事をするのはこれが最初だ。 いつもはお酒飲んでいるか、お茶飲んでいるか、水飲んでいるか、何か一緒に飲んでいるしかないからだ

それはそれとして。

私が勤務先で主宰している「OJT茶話会」というコミュニティ活動がある。企業の人財育成に携わる方を中心に10数社の方とで構成している。

もともとは若手社員のOJTをテーマに、各社の事例を共有し、課題を話し合い、何かを持ち帰って、次回、その成果を報告しあって、というものだったが、活動も3年経過し、4年目に入ったことから、OJT以外にもテーマを広げているのである。

6月に開催したときは、「採用のイマ」「採用のコレカラ」をお話いただき、企業の人財開発担当者のみならず、この時は採用担当者も熱心に聞いて、にぎやかなQ&Aも繰り広げられたのだった。

そのまま懇親会に流れた席であったかと記憶しているのだが(違ったかな?)、サカタさんがこんな話をしてくれた。

子どもに「仕事ってなんだ?」と話をするのに一番わかりやすい言い方がある。

「誰かの”困った”を”良かった”に変えること。これが仕事なんだよ」

こういうと、たとえちっちゃな子どもでも「ああ、それが仕事ってことなんだ、それが働くってことなんだ、と理解できる」

と言うのだ。

サカタさんは、こういう例も挙げていた・・・ような気がする(このあたりは、泡の入ったブドウ原料の冷たいしゅわしゅわしたものを飲みながらなので、正確な記憶かどうか怪しい)。

「たとえば、おなかが空いている人がいるとするでしょう?それ、その人の”困った”だよね。そこに、おいしいラーメンを作る人がいるとするでしょう?おなかすいている=”困った”がある人がそのラーメン屋さんでおいしいラーメンを食べて、満腹になったら、それ、”良かった”に変わった瞬間だよね。 そのラーメン屋さんが繁盛して、一人では店を切り盛りできなくなったら、そのラーメン屋さんが今度は新しく”困った”人になるよね。その時、アルバイトの人が現れて、お皿洗いはしますよ、と言ってくれたら、ラーメン屋さんの”困った”がその人の皿洗いによって”良かった”に変わるでしょう?そうやって仕事は、誰かの”困った”を”良かった”に変えることなんだよね・・・・。って子どもに話すとわかるわけ」

・・・ (泡の飲み物摂取しながら、なので、だいたいこんな感じ、ということで)

「困った」を「良かった」に転換する、と言う表現、短いし、わかりやすい。


さて、そんなわけで、「仕事って」ってことを私も以下のコラムでちょいと書いてみたのでした。


@IT自分戦略研究所 「田中淳子の言葉のチカラ」。

その仕事は誰のため?
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1408/11/news014.html

いいね!が100超えしている、という私のコラムにしては、珍しい現象。

Comment(3)

コメント

ardbeg32

「あなたの『困った』を『よかった』にしますよ」ならとても良いですよね。
でも、「私の『困った』を『よかった』にしろよ!」と押し付けてくるのは辛いですよね。
やった事は全く一緒でも、モチベーションというか心が折れるというか。
それが仕事と言われれば仕事なんですけど、自発的なのは仕事、やらされ感なのは苦行のような。

TanakaJunko

ardbeg32さん:しろよ!と言われる前に「しときます」と自分で言ってしまうようにしています。そうするとやらされ感を持たずに済むので(笑

ardbeg32

目先の問題だけでスケジュール的にも精神的にも汲々としているのがIT部門だと思うのです。
そもそも汲々とならないように先回りして手を打つべきなのはわかってますが、仕事と残業は増やそうと思えばいくらでも増えるものなので、なかなか先回りして「しておきます」といえる程の余裕は持てないのが一般的なIT部門かと。
んじゃあ余裕持てるように仕事のコントロールしろよとなるわけですが、予算が付けば本来しなくても良いような仕事だのなんだのと無限に言い訳できちゃうわけで、「足らぬ足らぬは工夫が足らぬ」と言われちゃうと落ち込む一方なんですよね。
まあそんな言い訳しちゃうのがそもそも駄目エンジニアを自白しているようなもので、ダメな奴はどこまでも前向きになれないんだなぁと「自戒を込めて」纏めますw

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