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人材育成の現場で見聞きしたあれやこれやを徒然なるままに。

写真NGなお店。

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先日、友人に誘われて初対面同士の飲み会に参加しました。総勢7人。女性ばかり。

オーダーの時間に、お店の方が「これ、お願いします」と示すのを見ると、

●店、料理、酒、すべて撮影しないでください
●「食べログ」などに投稿しないでください

とおおざっぱにいうと、2つの注意書きでした。同じものが、壁やトイレの中にも貼ってあったので、それはもう徹底しました。

スマホを持つまでは、会食の席で、どんどん撮影する人々を見て、「なんでも撮影しなくてもいいのになぁ」と遠い目で見つめていた私も、スマホを持って(2011年10月~たぶん)、Facebookなんかもするようになったら、ちょこちょこ食べ物を撮影するようになりました。

最初のころはお店の人に尋ねて、「OK!」だったら、という感じでしたが、最近は、どこでも写真撮るのが「ふつう」という風になってきたので、いちいち確認もしなくなって・・。

そんなさなかの注意書き。

ほぉー、と驚いたのですが、そこはみなさん大人で、最初から最後までスマホを取り出すことなく、大人の会話で十分盛り上がったのでした。

考えてみたら、スマホや携帯より前の時代、食事風景をいちいち撮影するなんてことはなかったわけで、最初から最後までその場の会話を楽しみ、その場で料理を目に焼き付けて帰ったものだったのですよね。覚えておきたいお酒の銘柄なんか、ペンでメモしたりして。

でも、つねに「カメラ」を携帯している状況になって、要不要に関係なく、なんとなく撮影しちゃう。

「禁止」という店側の意図や想いがどこにあるのかは訊きませんでしたけれど、「かしゃ」「ぱしゃ」という音がしない会食というのもなかなかいいものだなぁーと思っています。

ところで、男女の、いわゆるデートにおいて、相手がカメラを取り出して撮影したら、「関係性が変わった」と思う・・・というのが、私の中での一つの評価軸なのですが・・・・。(笑)

つまりですね、「真面目にデート」の場合は、カメラで撮影なんかなくて、相手をちゃんと見ている。けれど、慣れてくるとか倦怠してくるとなると、カメラで撮影しちゃったりする。相手をちゃんと見なくなる・・というわけ。

どうなんだろう? 勝手に、そんな風に解釈しているんですけれど。


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