誰かが見てくれていると思えば張り切るのは子どもも大人も同じなんじゃないかしら。
先日、甥っ子の体操教室の見学に行ってきました。
3-4歳児クラスだったようですが、10人くらいのちびっこがちゃんと「三角座り」してお行儀よく待機している様は感動的です。
鉄棒、けんけん、スキップ、もぐったり、前屈したり、細切れの60分。
男児は全体的にふざけており(中でも、うちの甥っ子がもっともふざけており)、女児は全体的にマジメで勤勉。
それでも、先生に「あつまれー」と言われれば、さくっと集まり、「次の説明をするよ」と言われれば、おとなしく聞いている。
一度の説明で、次やることを全部覚えてしまうのもすごいなあ、と感心しました。(私だったら5回聞いても覚えられない。だって、鉄棒でこれやってから、隣の鉄棒に移ってこれやって、次にマットでこれやって、そこからこのステップを乗り越えて、最後は●●をして・・・と一度に5種目くらい説明されるのですよ。覚えきれませんよ、中高年は)
まあ、子どもたちが楽しそうなこと。
3-4歳は互いにあまり交流しないので、先生とちびっこという関係だけで成り立っているクラスのようでしたが、それでも喧嘩はせず、フツウに仲良く(交流しないので、干渉せず、でも、ぶつからないような配慮はして)やってました。
うちの甥っ子だけではなく、他のちびっこも、見学席にいるお父さん・お母さんが見ているかどうかたまにちらっとチェックしていて、中には、「おい! ちゃんと見てるのかよー」というすごい突っ込みをお母さんにしている4歳児もいて、笑ってしまいました。
親が見てくれていると思うから頑張る、張り切るっていうの、ありますね。
今回は特別におばちゃんが見学にいったので、甥っ子はいつも以上に張り切っていたようです。
頑張ってすべての競技を多少脱線しながらも終えました。
仕事でも、常駐先にいるエンジニアなど、「ここで私が頑張っていること、誰か見てくれているのかなぁ」とふと感じることはあると思います。そんなとき、上司が陣中見舞いに来てくれたらうれしいと思うのですよね。
部下、後輩がやっている現場に上司や先輩が見に行く。 セキュリティなども問題でアポなしでは無理でしょうが、そうやって現場で直接、自分の目で見るって、部下後輩のモチベーションに大きく影響するような気がします。
上司、ちゃんと見てあげてほしい。一線で活躍する部下の姿を、自分の目で。
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おばちゃん、朝からバナナケーキを焼き、手土産に。
体操教室で頑張った後だったので1個食べてしまったようです。