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事業開発ほどクリエイティブな行為は他に無いと思いこんでいる人間の日常

偉そぶる人 傾向と対策

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某大臣が上から目線発言で退任してお騒がせしてましたが、どの業界でも上から目線の人というか、偉そぶる人っていますよね。

私が思うに、偉そぶる人は、

  1. 大して偉くもないのに偉そぶる人
  2. 実際に偉い立場で偉そぶる人

の2つに分類できるかなと。

で、偉そぶる人の95%は1)の実際にはそんなに偉くない人で、傾向としては「大企業の中間管理職、さらに言えば課長、係長クラス」に多いように思います。2)は稀ですが、「一般顧客に頭を下げなくてよい業界の社長」や「2代目社長」に見られることがあります。

まあ、傾向からして、偉そぶる人も、こころのどこかで「自分はほんとは偉くない」と解っているが故に偉そぶっちゃうんでしょうね。

で、対策ですが、、、これがなかなか難しい。

まず、あなたがその人との付き合いを選べる立場にあるのなら、そういう人とはとにかくつき合わない事です。根は悪くない人も多いのですが、ビジネスという視点で見たときは時間的、精神的ロスが大きく結局割に合いません。別の取引先を探しましょう。

一方、そういう人が上司だったりする人だと、つき合いを拒否することはできません。そんなときは

ひたすらヨイショ

これに限ります。が、いくつか注意が必要です。

まず、同僚や部下からは軽蔑される可能性があるのでやり過ぎは禁物です。

さらに、ヨイショ対象がオーナー社長とかならばいいのですが、雇われ社長や、中間管理職等の場合、後々飛ばされる可能性もあり、親派だと思われていると一緒に飛ばされる可能性もあるので注意が必要です。偉そぶっている人が、継続的に重要ポストに起用されることは稀です。ヨイショ対象の上司の今後を見極めた上で適切なヨイショを行う必要があります。

いろいろ書きましたが、本当におつき合いしたい人は、

偉いのに偉そぶらない人

であることは間違いありません。

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