マネジメントの限界
豆に更新すると宣言しておきながら、全然更新できず、1週間以上が経ちました。その間、「更新はどうしたの?」といろいろな人からご指摘をいただきました。すみません。梅雨も明けそうですし、なんとか、頑張って更新したいと思います。
とりとめもない話ですが、最近の「マネジメント至上主義」のような風潮に、少々なじめないでいます。ビジネスにおいて、マネジメントとはもちろん重要ですが、それが大そう素晴らしい知識やスキルだ!と位置づけるのはいかがなものかと思います。
もちろん、マネジメントを否定するつもりはありませんが、世の中にはマネジメントできないものがいっぱいあり、しかも、ビジネスで最も重要ないくつかの要素は、むしろマネジメントできないものがほとんどです。
そのような中、マネジメントがすべてという視点では、大切なものが失われる気がします。
たとえば、「良いアイデアを生み出す」という行為はマネジメントできませんし、「ヒット商品を生み出す」といったこともマネジメントできません。これらは多くの企業が望む行為ですが、残念ながらマネジメントにより生み出せるものではありません。
もちろん、良いアイデアやヒット商品が出やすい環境を構築するということはマネジメントできるかもしれませんが、そこには似て非なる大きな差があるように思えます。
今、多くの企業に必要なのは、マネジメントそのものではなく、マネジメントの対象となる行為の再確認のように思いますが、いかがでしょうか。
追伸
イーキャッシュ株式会社の株主さまより、本ブログにコメントをいただいておりますが(ありがとうございます)、本ブログはMicrosoft Regional Director として、気ままに思うことを書かせていただく場として認識しております。ですので、本ブログにイーキャッシュの事業や業績、あるいはそれを示唆する内容が登場することは原則ございませんので、あらかじめご了承ください。
イーキャッシュ株式会社代表取締役社長としてのブログは9月以降、別途用意させていただくつもりですので、ご不便をおかけしますが今しばらくお待ちいただけますようお願い申し上げます。