オリジナルThinkPadを持っている人はどのくらいいるか???
ThinkPadと聞いて現在はIBMから分離したLenovo社のモバイルPCの1ブランド製品だと言える人は結構いるだろう。しかし、ThinkPadのオリジナルは、IBM社の社内で使われていたメモパッドの一種であることを知る人はそれほど居ないかも知れない。
先日、IBM社が主催し、世界中からIBMと一緒にビジネスをグローバルに展開しているビジネスパートナーが一同に介するコンファレンスがラスベガスのマンダレイベイホテルで開催された。正確な参加人数は知らないが、多分万単位のビジネスパートナーが集まっている感じだった。
メインの会場には、各国のビジネスパートナーが製品展示を行っていたが、中に「IBMロゴグッズ」を販売するパートナーが即売ブースを出しており、筆者はかなりオリジナルに近い「ThinkPad」(*^_^*)を購入した。これで、筆者の紙モノThinkPadのフェイク・コレクションは数点近くになったが、今でも自宅の机の引き出しにあるモノをご紹介しよう。
上段左端と次の拡大写真が今回購入した最もオリジナルThinkPadに近いメモパッドだ。オリジナルの本物は、同じくブラウンカラーの豚革のフェイクで、実際にはもう少し大きい、
一見してこのメモパッドは限りなくオリジナルのThinkPadに近いが、表紙の厚さがやや薄く、中のメモのページ数も少ない。もし、このBLOGを見ている人の中に、オリジナルのThinkPadを持っている人が居れば、是非、ご紹介して欲しい。日本IBM社でも、恐らく1980年代には、まだまだ社員やビジネスパートナーなら入手可能だったはずだと思う。
筆者も、自宅の整理されていない本棚の奥や、本棚の上のガラクタ箱を全てひっくり返せば1冊くらいは出てくるかも知れないが、数回に上る引っ越しの為にその予想は完全に裏切られる可能性も高く、未だに実行に移していない。
コンファレンスなどで、海外のホテルに宿泊していて面白いのは、自分には関係の無い 朝飯を食いながらやっている他人のミーティングだ。
この日も、すぐ隣で、女性一人を含む数人のグループがメニューもそこそこに、熱弁をふるっている、多くの場合はしゃべっているのは一人か二人、この日も、中年の女性と、彼女がヨイショしている上司の様な男性の二人、手振り足振り良く、自信溢れる発言をしている。この国では、ビジネスマン、ビジネスウーマンが総当たり戦をやっても一人も負け組が出ない雰囲気だ。(*^_^*) ONLY ONE教育が徹底すれば、雰囲気だけでも日本は彼らに対抗出来るだろうか?!。
基本的には、「イクザクトリー」と「アブソリュートリー」、「グローバル」か「ワールドワイド」の4つの単語の連発攻撃が重要だ。朝から超元気な人達にも驚いたが、それを越えるパワーで驚いたのは、目の前に出された、食パンほぼ一斤のフレンチトーストだった。朝食時に読もうと持ち込んだ日本の新書が小さく見える。この国と付き合うには、英語でもない、根性でもない、何か全く別の能力が必要だろう。