ぶっ飛び!入谷の朝顔市
筆者は大阪生まれ、大阪育ちですが、約20年前に東京に転勤になり、その間、町田、横浜市緑区そして現在の下谷と移り住んでいます。いつか下町に住みたいと思って、今は根岸1丁目の側に住んでいます。自宅マンションからは山手線をはさんで向かいが寛永寺、やや遠くに東京国立博物館が見えます。
昨日辺りからこの辺り一帯では「朝顔市」が始まって大にぎわいです。自宅の前は朝顔を全国から運んでくるトラックが鈴なりです。この朝顔市8日まで行われます。
関西方面にいると、岸和田のだんじり祭りや京都の祇園祭など、大きなお祭りには子供の頃から慣れていて、当初は、「東京の人は、よく朝顔やほうずきで3日も4日も盛り上がるな~?」なんて思っていましたが、朝顔市を初めて見たときにはぶっ飛びました。本当に朝顔だけで、これだけ多くの店が出て、メチャたくさんの人が来て、それはもう正直驚きでした。
綺麗な銀座のママがお得意さんのアドレスを埋めた宅急便の伝票を束で持って朝顔を選んでいる姿も見られます。親戚や友人に送る人も多いようです。朝顔なんですが、夜も盛り上がりが凄く、「朝顔音頭」に合わせて多くの下町っ子がどこからかわいてきます。
朝顔は平均で2000円くらいですが、毎年、全国の友人や家族に送って大好評です。
まだ一度も見たことが無い人は一見の価値ありです。朝顔にこんなに種類や色があるなんて正直驚きです。朝顔市が終わって、浅草寺の「ほおずき市」が終われば梅雨ももう少しですね。
たまにはITの余り意味のないハイスピードからドロップアウトしてゆっくり朝顔と話すのも良いですよ。言問通りという大きな道路を閉鎖して開催していますので、地下鉄日比谷線の入谷駅の南口で地上に出ればそこが現場です。