些細なこんくるーじょん
賢明な皆さんには、もう十分ご理解頂けたと思うが、「シリコンバレーでの怪しい経験」と「韓国アウトソースの悪夢」は、関係なさそうで、実は20年以上の歳月を隔ててはいるが、非常に似通ったお話なのだ。
常に、リーディングエッジのテクノロジーに弱い現代人は、思いあまって逆にテクノロジーでのスマートなソリューションを疑うことなく望む傾向が強い。また、IT企業での経験の長い人ほど、筆者を含め、理屈で説明できるモノはきっと正しいんだ、と納得することも多いと思う。そして、今の世の中全体が必要以上に、ロジカルなモノの考え方を推奨する風潮も多い。
また、なぜか単に勝ちと負けを決めたがる不可思議な現代社会は、勝つために、より論理の装甲を厚くしようとする。テクノロジーとテクノロジーの結合で、より理論的に、より破綻のない何かを作り出し、あらゆる問題を論理的に解決したい、技術的に何とかしたい、とだけ考える人間を大量に生み出している気がしてならない。
出来ることなら、将来ある日本の若いエンジニアには、枕詞の様にあらゆる面で登場してくる便利な「グローバル」と呼ばれる得体の知れない舶来流行雲に飲み込まれない意識も大事だろう。
真に出来るエンジニアは、得意とするリーディングテクノロジーでの解決を考えると同時に、「人海戦術」という最もベーシックで伝統的なソリューションの神様とのコンビネーションを思い浮かべる少しおバカなことを考える時間の余裕も重要ではないだろうか、、、、
話はかわるが、、明日は、米国アディダス社が少し前に発売したコンピュータ内蔵のジョギングシューズが自宅に届く、まさに靴とテクノロジーの融合だ。どのくらい走りやすいか今から楽しみだ。夢中になってBLOGの更新を忘れそうだ。また月曜日は久しぶりに大学で講義です。富山のにぎり寿司は圧倒的です。これもまたBLOGの更新に影響を与えそう。。でも、このBLOGを見ていただいている皆様にだけ、とっておきのメチャ旨の寿司屋さんをご紹介します。(#^.^#)、、もう美味すぎて話になりません。