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経営コンサルタント 中津山 恒の日常ーいつの間にやらガジェットがいっぱい

自己負担なしで、クラウドソーシングで発注してみよう

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オルタナティブ・ブログの読者の皆様の中には、クラウドソーシングをご存じの方が多いと思います。しかし、実際に発注した経験のある方は少ないかもしれません。

念のため一言でご説明すると、クラウドソーシングとは、インターネットを使って大衆(crowd)に発注(sourcing)することを言います。(参考:クラウドソーシング活用センターによるクラウドソーシングの解説

発注側にとってはインターネットを介して多くのワーカーに発注できることで、安価に、早く、質のよいサービスを受けられるというメリットがあります。当然ではありますが、これは確約されるものではなく、また文字ベースでの発注になることから、成否は発注スキルに大きく依存します。

受注側にとっては販路開拓に労力を割かず、業務そのものに専念できるというメリットがあります。地方や海外に居住していても、それが不利になることはありません。

ココナラのように500円から発注できるサービスもありますが、クラウドソーシングが安価だとはいっても相応の費用が必要ですし、できばえは発注スキルにかかっています。発注する必要があって、それなりの予算をかけられる状態でなければ、クラウドソーシングで注文するには至りません。

こうした事情を踏まえ、中小企業庁は、クラウドソーシングによる仕事の発注方法を学ぶ機会を提供するために、中小企業を対象とした「クラウドソーシング発注体験プログラム」 を全国各地で開催しています。参加者には税込32,400円のバウチャーが支給され、実際にクラウドソーシングでコンペを行い、A4片面チラシを制作することができます。公式チラシ

筆者が講師を務める講座もあります。当日は、クラウドソーシング協会からのサポートメンバーとして、クラウドワークスまたはランサーズといった企業の方も実習を手伝ってくださいます。

細かい条件についてはQ&Aで説明していますので、ご興味のある方はご覧いただければと思います。

なお、繰り返しになりますが、本プログラムは全国で実施していますので、日時と場所をご確認の上、ご都合のよい講座を受講していただければと思います。

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