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モバイルシフトとソーシャル化によって変化するネットの世界を、読者と一緒に探検するBlogです。

モディファイは本日よりオプトグループの一員になりました。

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既にニュースサイトや日経産業新聞などに情報が流れているように、本日よりモディファイはネット広告代理店最大手の株式会社オプトの傘下に入ることになりました。

詳しいことは言えませんが、かいつまんで説明します。

昨年よりモディファイはソーシャルメディア関連事業へのコミットメントを強めており、特にソーシャルメディア向けのコンテンツ配信プラットフォームであるSM3および関連アプリケーションの開発にフォーカスしてきました。
この事業領域は将来有望な領域ですが、同時にまだまだこれからの市場です。それだけに開発を進めるには資金と、世間に世間に啓蒙していくための時間と営業力が必要です。

そこで有力なパートナーを探していたところ、ソーシャルメディアマーケティング事業の拡大を考える株式会社オプトとのシナジーの可能性にゆきあたり、今回の決定に至ったというわけです。

もともとサンブリッジグループのスピンオフベンチャーとして2008年1月に設立したモディファイですが、今回営業停止し、クローズすることにしました。その代わり、オプトが設立した新会社に全従業員と事業をシフトし、その新会社を新生モディファイとして再始動することとしました。このスキームを採用した理由はここでは説明しませんが、古いワインを新しい移し替えたようなものと理解いただければと思います。


ちなみに、僕自身は、この新生モディファイの代表取締役CEOとして、引き続き経営の舵取りをすることになります。

僕はいま、林信行さんと共著で「アップルvs.グーグル」という本の発売を控えていますが、その中で林さんが、モバイルOSのAndroidの開発責任者であるアンディー・ルービンが、Appleを皮切りに、ジェネラルマジック社やアンドロイド社などのベンチャーを経てGoogleに加わるという変遷の中で、一貫してこの軽量なモバイルOSの開発に情熱を傾けているという話をされています。

実は僕も起業家として、ルービンと同じです。
僕が起業したか設立に加わったベンチャーは、この15年でこれで8つめになりますが、僕も一貫して、情報を効率的に管理して、閲覧や配信を行なうためのWebアプリケーションの開発に携わっています。新生モディファイでも、やることは同じです。
オプトグループであるということを背景として、SM3を軸に、ソーシャルメディア時代の新しいWebをより使いやすく、有益なものに改善(モディファイ)していくことが、今後の僕のミッションになります。

お世話になっている皆様に直接ご挨拶をしたいところですが、まずはこのBlogへのエントリーで代えさせていただくことをお許しください。

今後ともよろしくお願いいたします。

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