Webのストリーム化の兆候を見逃すな！ー追記4

Webは確実にストリーム化していることは間違いがない。このことについて僕は過去のいくつかのエントリーで触れている。

いまや特定情報に対してパーマリンクを充てるというのは近代的Webサイトの基本中の基本であり、Blogのみならず、多くのWeb2.0的サービス／メディアがこの手法を採用している。（←ここ、重要！新聞サイトにパーマリンクを使っていないところもあるのが残念だ） Twitterは、実は次のマイルストーンに数えられるサービスである。

これはどういうことかというと、Webを”サイト”という静的な固まり、場所的あるいはリスト的な概念から、”ストリーム”という動的な流れ、時間的な概念であることを、明確に示しているからである。

Techcrunchの記事によれば、Facebookは世界で最もあからさまなTwitterの摸倣者であるが、それが実は彼らの成功に大きく寄与している。

ストリームを積極的に取り入れているのはFacebookだけではない。AOLも入信し、BeboからSocialthing、AIMにいたるあらゆるサービスに、「ライフストリーム」を注入している。

日本のWebにいつこのストリーム化が明確になるのかは分からない。
しかし、Twitterも（なぜかiPhoneの浸透と歩調を合わせて）かなり認知を上げているようだ。今年中にその大きな兆候が見えてくる可能性は十分にあるだろう。