Design - IT Works.
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僕は、自分が関わるプロダクトの開発のルック&フィールとブランディングについては、必ず自分で行う。つまり、製品やサービスのデザイン全体を受け持つわけで、その意味でクリエイティブ・ディレクターであると言っていい。
Feedpathの開発でイメージしたのは、アルネ・ヤコブセンやイームズ夫妻の作る椅子だ。デザインしているのかどうかさえ分からないくらい、シンプルで素っ気ないが、座り続けると「座る」という機能に率直な合理的な形状が分かる。それは例えようも無くエレガントでミニマルだ。そんなフィーリングをソフトウェアに置き換えてみたかった。つまり、最初はとっつきづらいかもしれないが、使い続けるうちに良さを感じてもらえることを目指すデザインにトライしてみたのである。
機能とデザインは同一のものであるということは周知のことだと思うのだが、なかなかそうでもないようだ。デザインが性能を裏切ることはあっても、デザインが機能を裏切ることは無いのだが。
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