Little Miss Matched: ミスマッチなものを売るサイト
先週、久々にメンターに会いアドバイスを頂いたわけですが、新しいアイデアがあると言えば、まず一言目に、”What is the problem, and how is your idea the solution?” (問題は何で、その問題をどう解決しているんだ?)と聞かれます。これは彼だけではなく、一般的な考え方だと思いますが、いつもそのシンプルな考え方に納得していました。前回書かせて頂いたAbstluteプロジェクトも実際には何の問題も解決していないわけで、彼に言わせればアイデアですらないのかもしれません。そして、今日、衝撃的なニュースを目にしました。それによれば、「アイデアを練るのに、問題ばかりを考えるな」という事です。メンターとは全く逆の事を言っているので、読んでみました。それによると...
2003年、とある友人グループがサンフランシスコのレストランで食事をしている時に、新しいビジネスアイデアを話し合ってたそうです。その時にたまたま出たアイデアは「もし左右違う靴下を販売している会社があれば、どんなにクレイジーだろう。」そこにいた全員は即、そのアイデアを無視して次のアイデアの話を始めたそうですが、1人だけは、それを真剣に捉えていました。その人はJonah Stawです。彼はすぐにLittle Miss Matchedという会社を立ち上げ、全てバラバラな3足セットの靴下の販売を開始しました。
2008年には$17 millionの投資を受け、事業を拡大。150人の従業員を抱え、Macy’s等の大手デパートに商品を並べる事に成功しました。
では、このアイデアが解決した問題は何だったのか? そもそも左右同じ靴下を履く事に問題なんて無くて、このアイデアは問題を解決するために生まれたものではないという事です。新しいアイデアは次のようなステップでも作れると書いてあります。
1. 壊したいものは何か
2. その業界で定番・常識な事は何か
3. もし__なものがあったとしたらどうか?
4. 逆転・反転させられるか事は何か
5. 否定できる事は何か
興味深いのでシェアします!!