Linkedin:世界中のビジネスパーソン9,000万人が使うサイト
今更と言われるかも知れないですが、Webトレンドについて紹介していくというコンセプトなので、ホットなLinkedinは避けては通れない道かと。。という事で、今回のお題はLinkedin。2003年シリコンバレーでの創業後、2011年1月現在で9,000万人程のユーザーを抱えるLinkedinは、ビジネスに特化したソーシャルネットワーキングサイト、即ち、プロフェッショナルネットワーキングサイトと言われるものです。主な目的は、ビジネスで知り合った人達の詳細情報や動向をチェックしたり、自分のコネクションを広げる事です。アメリカでは特に、ビジネスツールとして確立されつつあり、「Linkedinアカウント持っとるけ?」なんていうのはビジネスの場に置いて日常的に聞く言葉です。名刺交換をした次の日にはLinkedinの登録リクエストが来るという程普及しています。プライベートはFacebook、仕事はLinkedinという様にしっかりと使い分けている人が非常に多いです。
ただ、ユーザーが良く口にする問題点としては、ナンバーゲームになってしまっているという事。つまり、1000人のネットワークを作ったけど、で?という話。「ワシは、1000人もコネクションがあるんだ」というナンバーゲームであって、そこから仕事にはなかなか々繋がらない。というのが実際の所だと良く耳にします。コネクションを夢中で集めてただ待っているだけでは、Linkedinは営業ツールとしてなかなか機能しませんが、自分からアクションを起こす事で効果的に機能する方法もあります。
eMarketer.comによれば、Linkedinだけに限らず、facebookやtwitter等、アメリカでB2B企業がソーシャルメディアをビジネス目的で使う目的TOP3はこちら↓
①オピニオンリーダーになるため
②見込み客を見つけるため
③カスタマーサポート
Linkedinの場合は、①と②に最適と言えます。Linkedin Answersと呼ばれる機能があり、人々がビジネスに関して色々な質問をしています。そこで、自分の専門分野の質問を見つけそれらの質問に答える事で、自分のブランディングや露出を図るという手法が実は結構効果的に働いているようで、実際に僕の周りにもそうやって仕事の依頼をいくつも取っている人達がいます。待っているだけではなく、こうして自分からアクションを起こせば営業ツールとしてもブランディグツールとしてもある程度機能するという事ですかね。また、Linkedinでは、様々な企業が人材の募集をしたり、ユーザーが自分で応募できたりと、新しい就職/転職の場としてもかなり活躍していますし、交流会やセミナー等のイベントの作成や申し込みの機能等もあり、プロフェッショナルなネットワーキングには便利な機能が盛り沢山。
つい数ヶ月前には、Facebookのいいね!ボタンのようなShareボタンも新たにリリースされました。設置方法はFacebookと同じでタグをサイトにコピペするだけです。自分のネットワーク以外でも、Linkedin内で自分が所属しているコミュニティー(グループ)の人々にもシェアする事ができるので、欧米でのプロモーションには欠かせない機能となってきています。欧米へのプロモーションを考えている方、是非試してみて下さい! Linkedinは、急成長中のサイトのひとつです。百聞は一見になんちゃらです。 英語が苦手な方でも、日本語で使い方を解説しているサイトが沢山ありますので、それを見ながら是非参加してみては如何でしょうか?