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USTREAMを中心にした企業のソーシャルメディアの最新事例をご紹介

中国ソーシャルメディア最新事情 その11

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最近、微博のこともっと書いてくださいとブログの読者の方から言われる事が多くなりました。これ、とても嬉しいです。微博というのは日本で言うミニブログのことで、中国版twitterと呼ばれもします。微博のことが、話題になるという事は、日本企業も漸く中国のソーシャルメディアの活用を真剣に考え始めた証拠だと思っています。

実際、私のクライアントの方々などもその微博の代表格である新浪微博に自社のアカウントを開設して、コミュニケーションを始めているところもあります。中国に進出して、現地でマーケティングを行っている会社にとって、中国人が日常的にアクティブに使用している新浪微博などは、無視できないツールになってきているのでしょう。中国人とダイレクトにコミュニケーションできるソーシャルメディアを活用するのも時代の流れですね。
なぜ、新浪微博なのか?は、以前のブログにも書きましたが、簡単にご紹介します
日本やアメリカなどとは異なり、中国政府の言論コントロールから、twitterやFacebookなどのアメリカのソーシャルメディアは中国国内でほとんど利用できません。そんな環境下でアメリカに留学経験のあるネット関係者たちが、次々と中国オリジナルのソーシャルメディアを開発してきました。特にtwitterとFacebookの機能を併せ持つ新浪微博などは、中国の若者のコミュニケーションツール(特に言論統制下の情報発信ツール)として絶大な人気を誇り、オープンからわずか数年で2億人のユーザーを抱えるようになりました。中国とビジネスを行っている日本企業にとって、活用するのが当たり前のソーシャルメディアになってきているのです。

そして、マーケット拡大のために、クールジャパンの企業たちが果敢にも、中国ソーシャルメディアの活用を始めています。AVEX角川書店などのコンテンツ企業は、新浪微博の機能を最大限活用して、動画や原画のシェアを積極的に行っています。

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この2社は人口減少の日本にとどまることはなく、中国のマーケット、そして、そこに2億人のユーザーがいる新浪微博にアカウントを開設して、コミュニケーションを開始しています。この2社のポジティブな企業姿勢は見習いたいですね。日本でソーシャルメディアを活用していないところもまだまだある中で、中国のソーシャルメディアを使い始める積極性は本当にガッツがあって、タフだなと思います。今後の日本企業には、マーケットを拡大させるための、多様性への対応とタフなマインドが必要だと本当に思います。
中国のソーシャルメディア新浪微博はtwitterやFacebookの長所を上手に取り入れたサービスですので、コンテンツ企業にとって動画や音楽などのシェアが鍵を握りそうです。自分たちのサービスをどこまでアップして紹介するのかも違法コピーの問題を考えれば、課題でしょうが、中国人の共感を得られれば、先行者利益も含め、一気にマーケットの獲得も可能だと考えています。

AVEX角川書店以外の日本企業のアカウント開設も増加しているようです。
今後、機会を見ながらこのブログでも随時、日本企業の事例を取り上げて行きたいと思います。
また、可能であれば新浪微博を使用している企業の方の取材もお願いできればと思います。ぜひ、ソーシャルおじさんまでご連絡ください。

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