オルタナティブ・ブログ > ソーシャルおじさん徳本昌大のソーシャルコミュニケーション最前線 >

USTREAMを中心にした企業のソーシャルメディアの最新事例をご紹介

ライブ動画配信の時代到来か?Usreamがギネス世界記録認定。

»

Ustream Asiaは12日、
米Ustream, Inc.が提供するライブ映像配信サービス「Ustream」が、
ギネス世界記録としてギネス・ワールド・レコード社から認定されたと発表しました。

今回の記録は「Most Content Ingested by an Online Video Service」
(もっともコンテンツを取り込んだオンライン動画サービス)として受賞したものです。
世界中で1分間に「70.49時間」の動画が投稿されたことを受けて、6月29日に記録が認定されたました。
ちなみに、1分間に70.49時間という記録は、YouTubeの1分間に35時間の2倍以上になるといいます。
(YouTube社の2010年の実績と比較)。

以下ギネスサイトから引用
Most content ingested by an online video service
The most content ingested by an online video service is an average of 70.49 hours per minute, achieved by Ustream, as verified on 29 June 2011.
This average figure is based on a total of 37.05 million hours of content ingested by Ustream in the 12 month period of June 2010 to May 2011. Peak content ingestion was in May 2011, with 3.721 million hours ingested, or 83.36 hours per minute. This is close to double that of YouTube, which announced on its 6th birthday in May 2011 that its users upload 48 hours of content onto the site per minute.

Ustream, Inc.の創業者、ジョン・ハム最高経営責任者(CEO)は
「ギネス世界記録に認定していただき、Ustreamは新たな1歩を踏み出しました」と受賞に感謝するとともに、
「今後もユーザーの皆さまにとって記念となる瞬間を、Ustreamを通して共有していただくことで、
さらに多くの方々にライブの楽しさに触れていただきたいと考えています。
それによってまた新しい記録が生まれるだろうと期待しています」とのコメントを寄せています。
Ustream Asiaのニュースリリース参照)

しかし、一分間に「70.49時間」の投稿という数字は凄いですね。
今後、日本でもUstreamが当たり前になってくれば
この数字はライブ動画配信が一般化すれば、ますますアップしてくるでしょう。

実際、今年5月に発表された5月13日に発表された矢野経済研究所の
「ビジネス向けライブ映像配信サービス市場に関する調査結果 2011」によると、
ビジネス利用目的のインターネットライブサービスの市場規模は
2020年度には7442億円規模になると予測されています。
これは昨年の市場規模市場規模が6.4億円であることを考えると
まさに爆発的にマーケットが拡大されていくことになります。
ソーシャルおじさんの専門分野の「広告・宣伝・プロモーション」の市場規模は4,640億円
全体の約62%を占めると予測されています。

Ustreamなどのインターネットライブサービス、企業のマーケティング担当の方
そろそろ注目しておいた方が良いかもしれません。

ビジネス向けライブ映像配信サービス市場に関する調査結果 2011(矢野経済研究所)

ソーシャルおじさんの個人ブログも宜しくお願いいたします!
ソーシャルおじさんのFacebookページはこちらから。

Comment(0)