【復興祈願】東北の美味しいものをご紹介(福島編)
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Photo by Nemo's great uncle
未だ復旧のメドが立たない原発。おそらく長期間の闘いになることでしょう。
原発周辺は、今後も危険な状態が続くものと思われます。
しかしながら、原発があるのは双葉郡という地域であり、福島市や郡山市、会津若松市といった市町村からは90km以上離れています。
福島のほとんどの地域は、すでに復興に向けて動き出しているのです。
福島出身の私として言いたいのは、「『福島=原発』と思って欲しくない」ということです。
当たり前ですが、福島の商品すべてが放射能汚染しているわけではないということを、ぜひ理解して頂ければと思います。
ということで、今回は福島県の美味しい物産をご紹介させて頂きます。
~福島の物産5選~
1.「喜多方ラーメン」
全国に多くのファンを持つ、福島のご当地ラーメンです。醤油ベースのあっさり系スープですが、こってりな店もあります。
札幌・博多と合わせて「日本三大ラーメン」に数えられるとも言われています。
都内にもたくさんの喜多方ラーメンがありますので、もし食べたことのない方は是非。
2.「いか人参」
名前の通り、いかと人参のおつまみ(おかず)。福島出身者にとっては涙ものグルメです。
筆者も小さい頃から食べていた記憶があります。人参もイカも歯ごたえがあるので、酒のつまみにちょうどいいです。
みりんもほどよい風味になっています。ごはんに載せて食べても◎。
3.「ラジウム玉子」
名前はラジウムですが、きわめて安全な食品です(笑)
温泉玉子よりも、より黄身がモッチリしています。ごはんにかけてもよし、しょうゆを垂らして食べるのもよし。
飯坂温泉の名物商品です。飯坂温泉は、芭蕉も訪れたことで有名です。
4.「麦せんべい」
写真を見る限り、南部せんべいのように見えますが、全然違う物です。この麦せんべいは、名前にもある通り「麦」の香ばしさが楽しめるお菓子。
噛めば噛むほど味が出て、ついつい2~3枚食べてしまいます。 南部せんべいと比較すると、こちらのほうが歯ごたえがあります。
ちょっと堅めなので、2つに割って食べると食べやすいかと。
5.「凍み豆腐」
外見は「高野豆腐」に似ています。
豆腐が乾燥した状態のもので、汁ものに入れたり、煮物にして食べます。
スポンジ状の食感に加え、染みた汁の味が絶品。大豆たんぱく質を豊富に含んでいるらしく、健康にも良い食品。
地元の郊外を歩いていると、軒にこの「凍み豆腐」がぶら下がっている風景をよく見かけます。まさしく福島の郷土料理と言える食品。
ということで、今回は5品目をご紹介しました。
いずれもネットで購入できますので、気軽にウィンドウショッピングしてみて下さいね。
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