第12話「発売未定の『スティールダイバー』で遊びたいよ~」
ゲームコレクターが困った時には、いつでもアイツが助けてくれます。
2011年3月11日の大震災以降、ゲームソフトの発売延期や発売中止が次々と発表されました。災害に対して考慮したものから流通を考慮したものまで、どのタイトルがどの過程で延期や中止になったかはわかりませんが、1つだけどうしても遊びたいゲームがありました。
2011年3月17日に発売する予定だった『スティールダイバー』は、任天堂がニンテンドー3DS用に発売する2本目のタイトルだったため、3DSのプレゼンソフトの1つだと想定していたんですよね。そのタイトルが発売延期になったので、どうにかプレイできないかと模索していました。
『スティールダイバー』は北米や欧州でも3DSのロンチタイトルになっていたため、発売日になれば国内でも購入できるだろうと思っていたのですが、3DSはリージョンがあるため、他の地域で発売されたゲームソフトを日本の本体で動かすことができません。DSのときは海外のソフトでも普通に動いたのに......。ソフトだけ買ってもダメなのでどうしようかと思ってました。
「アツめも~ん、発売未定の『スティールダイバー』で遊びたいよ~」
「しょうがないな、さけかんくん。ハイ、北米版の3DS~!!」
日本国内でも北米版や欧州版のゲーム機を購入する方法はあります。ネットで探すか、秋葉原を探せば、すぐに見つかります。そんなわけなので、早速、秋葉原に行って、北米版の3DSと北米版の『スティールダイバー』を買ってしまいました。
「3DSの箱って、日本のよりもデカいのね」「海外版でも中に入っているソフトは同じなのか~」「『すれちがいMii広場』って、国内版とすれちがいできるんだ~」と感心しながら『スティールダイバー』を早速プレイ。英語がわからなくてもある程度遊べるけど、わからなくなったら店頭で配布されていた『スティールダイバー』の冊子を見て、どうにかプレイを進めますが、シミュレーションゲームっぽいモードはやっぱりテキストを読みたい......さて、どうしよう。
と思って任天堂のサイトを見たら、発売未定だったはずが5月12日発売に変更されていました。まぁ、こんなこともあるさ。こうやってコレクターのモノは増えていくのさ。日本未発売の『レイマン3D』が欲しいです。
「さけかんの ゲームコレクターレベルが あがりました!」
【関連サイト】
ニンテンドー3DS
『スティールダイバー』公式
ニンテンドー3DS専用ソフト『スティールダイバー』発売日決定のお知らせ