最後に
今回のMicrosoft Professional Developers Conferenceは非常に勉強になりました。
マイクロソフトの技術に触れられた事、新しい技術を学べた事はもちろんですが、それとは異なる別の大切なものを得る事ができた気がします。技術は正直勉強すればよいわけですが、それ以外のものが得られたということです。
たとえば、アメリカのエンジニアの熱いハートを直に感じる事ができ、目が覚めたということがあります。知らず知らずのうちに技術に対する熱い気持ちが失われていることに気づいたわけです。どんどん新しい技術を身に付けて、世の中のためになるものを生み出していく。そんな気持ちを奮い立たせてくれる1週間でした。
反面、悔しくも思います。
ソフトウェアの世界において、自分たち日本人が開催側の人間で無い事、技術を引っ張っていく存在で無い事です。とてもさみしく思います。実際、PDCにきている日本人の数も少なく、このような有意義な場に居合わせないこともさみしい事です。これから日本人が世界をリードしていくためにも、このような機会への投資はどんどん行うべきだと思います。世界を知らずして、夢を見る事はできません。
今回、このようにブログでPDCの様子を皆様にお伝えしてきたわけですが、ブログを書いているうちに文章では伝わらない感覚があることに気づきました。何度も文章にしようと思いましたが、つたない文章であることもあり、表現する事ができませんでした。もしかしたら、実際に体験しないと、得られない感覚なのかもしれませんし、しかも個人によって異なる感覚かも知れません。ただ、非常に大切な感覚であることは事実です。なかなか難しいと思いますが、無理をしてでもこのような海外のイベントに参加することをお勧めします。多少、仕事やお金を犠牲にするかもしれませんが、得られるものに比べたら微々たるものでしょう。
最後に、このようにブログを書かせていただける機会を与えていただきありがとうございました。
そしてつたないレポートを読んでくさいました皆様に感謝します。