F-コマースで成功しているカテゴリーとは?
Practical Ecommerceが、Facebook上のストア(F-コマース)上位51店をリストアップしてブログ記事にした。ランキングの順位は売り上げではなく「いいね!」の数で決定しているが、これからF-コマースをやる上で非常に役に立つ情報なので、要点のみ紹介する。
トップFacebookストア(カテゴリー別)
- 上位10ストアのうち9ストアがミュージシャン
- 上位51ストアの62%がバンドとミュージシャン
- 12%がテレビ
- 8%がスポーツ
- 6%が映画
- 小売ブランドではヴィクトリアズ・シークレットとiTunesのみランクイン
- 製品ブランドではソニーのプレイステーションとMafia Warsのみランクイン
参考記事:Social Commerce Today
人気のカテゴリー
人気の「カテゴリー」については、大規模な消費者向けストアでも、大手の小売りストアでもなく、音楽とスポーツとエンターテインメント(映画、テレビ、ゲーム)だった。また、リストに上った小売りブランドはヴィクトリアズ・シークレットとiTunesだけだった。
これらのストアの多くがそれほど立派な店構えをしているわけではないが、コンテンツ(音楽とスポーツとエンターテインメントに関する販売権)を大量に保有しているのことが成功の秘訣だ。
日本でこれからF-コマースが増えていく中で、チャンスがあるのは、音楽とスポーツとエンターテインメントのカテゴリーで、これらの販売権を持っている芸能プロダクションや映画会社、テレビ局は、積極的に海外向けにF-コマースを展開すべきだ。逆にこれらと全く異なる分野だとFacebook上で販売するのは難しい。F-コマースを考えてる企業やブランドは、この辺を良く考えて、決断しなければいけない。
以下カテゴリーによる上位ストア |
エンターテインメント(映画、テレビ、ゲーム)ストア:
Jersey Shore~マカロニ野郎のニュージャージー・ライフ~
スポーツストア:
その他:
ジョージ・ロペス(コメディアン)
iTunes(プロダクト・サービス)
プレイステーション(プロダクト・サービス)
ヴィクトリアズ・シークレット(衣料品)
ジェフ・ダンハム(著名人)