ツイッターで成功している企業 トップ5から学ぶこと
1-800Flowers.comやVerizonを含む200以上の有名企業のソーシャルメディア周りを支えてきた、ソーシャルメディアエージェンシーLikeableのCEO デーブ・カーペンが、Mashableにてツイッターで成功しているブランドについて寄稿していたので、大事だと思う点だけ抜き出して紹介したい。
ツイッターで成功している企業から学ぶ9つの事
1. JetBlue
JetBlueは14人以上が同一のツイッターアカウントを管理している。 顧客をサポートしたり、問題について謝罪したり、特別割引などをシェアするなど、顧客とのコミュニケーションをはかっている。160万人以上のフォロワーがいるにも関わらず、JetBlueはきちんとツイッターのアカウントの裏にいる人間の人間味やキャラクターを維持している。
レッスン: 悪いと思ったら素直に、身近な人に使うような自然な言葉で“ごめんなさい”とはっきり言うこと。このようにブランドの裏にいる人間たちの人間味を表すことが、信頼へつながる。
2. Starbucks
150万人を超えるフォロワーを持つ世界的なブランドとしてのスターバックスは、自身の商品のツイートよりも、フォロワーを楽しませることを優先し、“今週末は素晴らしくなるはず!楽しんで!”や、“私たちは青が好きなの(写真とともに)”などとツイートしている。更に、アンケートやコンテストなどを開催し、たくさんの写真や動画を共有している。
レッスン: マルチメディアを活用して、ブランドの性格を確立させる。フォロワーが楽しめる内容のツイートを増やす。
Bergdorf Goodman (高級ファッションブランド)は、ニューヨークのファッションやスタイルに関連することを頻繁にツイートしている。自社ブランドに関連したニュースについてツイートするよりも、ノフォロワーが知りたいような情報を共有している点でとても感心できるのが特徴。商品の押し売り感がない点は、少しスターバックスと似ている。
レッスン: ツイッターは製品やサービスのことを話すためにあるのではない。自社のフォロワーが何を聞きたいのかを探し、その分野に絞ってツイートすること(これはブログを書くときも同じ)。
4. Delta
Deltaの“アシスト”アカウントは、“私たちは毎日24時間いつでも聞いています。”としている。聞くだけではなく、質問や文句がツイートされたら24時間いつでも、即答しているのだ。
レッスン: もし営業時間外にもお客さんが使用するようなサービスを提供しているのなら、お客様がヘルプを必要な時に助けられるような体制を組むこと。ただし24時間対応は必ずしも必要ない。
Dunkin' Donutsのツイッターは常に賑やかな状態。例えばトリビアや商品の出るクイズなどはノンストップでツイートされている。
レッスン: Dunkin' Donutsのように楽しいツイッターを作れる企業はそんなにいない。少しだけでも真似をして楽しく、無料の賞品をプレゼントしたり、質問をしたりすること。