金銀砂子?五色?七夕の色の話
明日7月7日は七夕。
年に1度だけ織姫様と彦星さまが会うことができるという、とてもロマンチックな日ですよね(笑)
皆様は子供のころに習った、七夕の歌を覚えてらっしゃいますか?
1.ささの葉 サラサラ
のきばに ゆれる
お星さま キラキラ
金銀砂子(すなご)
2.五色(ごしき)の たんざく
わたしが 書いた
お星さま キラキラ
空から 見てる
1番に「金銀砂子」、2番に「五色」と色に関係する言葉がありますので、本日は七夕の色について取り上げてみたいと思います。
まず金銀砂子ですが、weblioによれば、伝統的工芸品用語で、薄い膠液で絵を描いた上に金砂、銀砂をふりかけるように蒔いてから研ぎ、模様を出す手法だそうです。
天の川の星も、金銀砂子のようにキラキラしていると、例えているのでしょう。
次に2番に出てくる五色の短冊ですが、こちらは「節分に見る鬼の色」でも書きましたが、中国の陰陽五行説に由来してるそうです。
その色と言えば、「青、赤、黄、白、黒」で、「木・火・土・金・水」と対応しています。
青ー木ー樹木の成長、発育する様子→徳を積む・人間力を高める
赤ー火ー火のような灼熱→血の色でもあるので血族・祖先への感謝
黄ー土ー発芽する・万物を育成・保護→周りの人を大切にする
白ー金ー金属のように冷徹・堅固・確実な性質→決まりを守る
黒ー水ー泉から湧き出る水・胎内と霊性を兼ね備える→学業の成果
の意味があるそうです。
ただ黒い短冊は縁起が悪いということで、その代りに紫が用いられることが多いようです。
また青はベガ(織姫)、赤はアンタレス、黄はアルタイル(彦星)、白は天の川、黒は宇宙を表してるという説もあります。
ところでなぜ織姫様と彦星さまが年に1度七夕の日だけしか会えないかを紐解くと・・・
この2人、結婚してからまったく働かなくなったので、天の神様が怒って、二人を引き離してしまったそうです。するとあまりにも悲しみに明け暮れるので、しっかり仕事することを条件に年に1度だけ会うことを許したそうですよ!
七夕には色々な教訓が込められているのですね。
がんばって働きます(笑)
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